美白のためには、ビタミンCをどの位摂ったらいいの?

美白のためには、どんなビタミンCをどの位摂ったらいいのですか

最近、異業種の方との打ち合わせの機会が多いのですが、私が、ビタミンC学会の名刺を出すときに必ず女性に聞かれるのがこの質問です。(高濃度ビタミンC点滴療法学会の理事をやっています)

普通だったら、「○×のビタミンCを○○g位摂るといいですよ!」

とか答えると思うのですが、分子栄養学を全国に広めようと考えている私としては、いい加減な話はできませんので、以下のように答えます。

どの位の量が必要かは、人によります。
美白にどのくらいビタミンCが効果的かは肌にビタミンCがどのくらい移行するかを考えるといいです。

体内でビタミンC濃度が一番高い臓器は副腎です。血中の150倍の濃度のビタミンCが存在します。次に多いのは白血球です。濃度は80倍です。

これから、

• 風邪の予防と治療にビタミンCが効果的
• 副腎疲労症候群の治療に最優先すべき栄養素がビタミンCである

ということがわかります。

一般に、栄養素が高濃度に存在するところほど、需要量が高く、栄養素を摂取した場合に、優先的に使用されます。

だから、副腎や白血球での需要量が多い場合は、ビタミンCはそちらで優先的に使われてしまいます。

肌=ビタミンCというイメージがありますが、ビタミンCの優先順位としては決して高いほうではないんですね。

実際に、ビタミンCを少量サプリメントで投与した場合と、点滴で大量に投与した場合のどちらでも副腎や脳には多くのビタミンCが移行します。

優先順位が高いからです。

その一方で、肝臓や腎臓などビタミンCの優先順位がやや劣る臓器では、経口摂取と点滴では全く移行度が異なります。

つまり、全身にビタミンCが足りているかどうかを知るためには、優先順位の低い臓器までビタミンCが届いているかを見るのがいいと思います。

優先順位の低い臓器ってなんでしょうか?
それが血管内や、皮膚です。

だから、全身にビタミンCが十分足りているかを知るためにはビタミンCの血中濃度を測るとよいです。。

高濃度ビタミンC点滴を15g点滴した後の、健常人の平均到達血中濃度は1000μg/ml前後です。

そこまで血中濃度が上がらない人は、どこかの臓器でビタミンCを消費していると考えられます。

同じように、肌を見れば、ビタミンCが足りているかどうかの指標になるはずなのですが、肌の場合、様々な状況を誤認させる因子があるので、何ともいえませんね・・・・

宮澤

すいません、あの、結局、どのくらいとればいいんですか?
・・・・・

宮澤

昔から自分の話がマニアックだという事は、私も薄々気が付いていましたが、最近、初対面の人にこういう話をすると、かなり引かれるということがわかってきました。

メール講座を読んでいただいている方からのアンケートで、講座内容は「難しくない」「むしろやさしい」というお答えをいただいていましたので、同じような内容をお話しすることがあるのですが、このように??となってしまうことがあります。

多分、皆さんも同じように、栄養とかサプリの話になると、気が付いたら浮いている、という状況にならない様、気をつけてくださいね。

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