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「自分のトリセツの作り方」 検査と根本治療ピラミッドの関係

宮澤賢史 · 2019年12月17日 ·

前の記事:根本治療ピラミッド

従来の栄養療法は経験則に基づくものでした。

例えば、こういうことですね。

これが、経験則に基づく栄養療法です。

科学的な見地に基づく栄養学の場合は、こうなります。

実際こんなことを言う人はいないと思いますが、考え方としてはこういうことです。

個体差を考えて、鵜呑みにしないということです。

栄養療法をやるうえで、人の言うことを鵜呑みにしない、というのは大切な姿勢です。

どんなに偉い人が言ったことでも、ちゃんと自分の頭で考えて、納得した上で試してください。

今回は、今までやってきた推測を裏付ける、検査のお話です。

もくじ

  • 検査と根本治療ピラミッドの関係
    • 腸内環境には尿有機酸検査
    • 重金属は毛髪ミネラル検査
    • 脳・ホルモンの検査

検査と根本治療ピラミッドの関係

検査とピラミッドの関係はこのようになっています。

問診と自己診断である程度あたりがついたら、そこが本当なのかどうか検査で確かめてみるといいですね。

腸内環境には尿有機酸検査

腸内環境を調べるのには、尿有機酸検査が良いと思います。

僕が普段行っているのは、尿有機酸検査と、包括的便検査です。

包括的便検査は本当に具合が悪い人はやったほうが良いですが、ちょっと専門的すぎるので、普通は尿有機酸検査で良いと思います。

尿有機酸検査は腸だけではなく、ミトコンドリアも、ビタミン・ミネラルの不足、三大栄養素の代謝、メチレーション、ドーパミン・セロトニン、すべてわかるので、尿有機酸検査はすごくお得な検査です。

重金属は毛髪ミネラル検査

重金属に関しては、ぜひ毛髪ミネラル検査を受けてください。毛髪ミネラル検査は髪の毛を300本とるだけなので、比較的簡単です。

毛髪ミネラル検査でわかるのは、ミネラルのバランスと重金属の蓄積、排泄力です。腸内環境やストレス状態もわかるので、見方を覚えると非常にわかりやすい検査です。

この表に載っている毛髪ミネラル検査を見ると、ミネラルが左によっています。足りないということです。ミネラルが全般的に足りていないということは、腸内環境が悪くてミネラルの吸収が悪いということです。

毛髪ミネラル検査を見るだけで、この方は腸が悪いな、とわかりますね。

脳・ホルモンの検査

脳やホルモンなどは、いろいろな検査があります。参考程度に見ておいてください。

尿中ホルモン検査

尿中ホルモン検査は副腎と性ホルモンが見られて良い検査で、一番正確な検査です。

しかし、24時間尿を容器に貯めなければならないとか、女性の場合は生理から3日目にやらないといけないとか、いろいろな制約があってかなり大変です。

副腎が元気になってきて、乳がんの予防等に興味がある場合にはすごく良い検査です。

唾液中のコルチゾール検査

副腎に関しては、唾液中のコルチゾール検査というものがあります。血中のコルチゾールはなかなか下がりませんが、唾液中のコルチゾールは敏感です。

副腎疲労を測ることができるので、やれる方はやってもいいかもしれません。比較的手軽にできます。

メチレーション遺伝子検査

メチレーション遺伝子検査というものがあります。脳に関しては遺伝子の影響が比較的強いので、脳機能を極めたい方は遺伝子の検査をしてもいいかもしれません。

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