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感情をコントロールしてビタミンCを節約する方法

tomita · 2019年2月22日 ·

感情的に激しく揺れたりイライラしている時は、副腎にとても負担がかかります。

副腎では、ストレス負荷時にドーパミンやノルアドレナリンが合成されますが、ノルアドレナリン合成の補酵素として働くのがビタミンCです。

モルモットにストレスを負荷すると副腎が肥大し、ビタミンC投与によって縮小します。

今回はあえてビタミンCを使わず、感情をコントロールして副腎を保護する方法について考えました。

もくじ

  • 感情に人間のシステムを乗っ取られる
  • 感情は人間が生き残るのに必要だった
  • 感情のシステムが悪い方向に働いてしまう現代
  • 感情をうまく使う方法
    • 1.感情は必要な行動に素早く導いてくれる
    • 2.感情は環境によって感情は左右される
    • 3.感情は、動き始めると止めるのは困難である

感情に人間のシステムを乗っ取られる

「お金と感情と意思決定の白熱教室」をご覧になったことのある方はいるでしょうか?

いかに人間が感情的な動物なのかを思い知らされます。

感情の専門家、デューク大学のダン・アリエリー教授は言います。

感情は合理的なシステムをのっとってしまう。
思考のシステムを手助けするのではなく、システムをのっとってしまうのが感情の大きな特徴だ。

渋滞で割り込みされて、急に怒り出したりする人などが典型的です。

そんな、ビタミンCの消費を増大させる、悪いものがなぜ人間に備わっているのでしょうか?

これに対しての教授の答えはこうです。

感情は人間が生き残るのに必要だった

進化の過程から考えると実は 感情=何も考えないこと だと言える。

ジャングルで虎に鉢合わせてしてしまった場合を想像してほしい。
君たちなら自分の体にどう反応してほしいと考えるだろうか。頭の中で損得勘定を計算して、コストや利益を考えてからじっくり判断するべきか?

違うだろう。
そんなこと言ってる場合じゃない。

とにかく何も考えずに逃げるのが先だ。それが感情の果たす役割だ。

感情のシステムが悪い方向に働いてしまう現代

私たちが、ふとしたことで他人に腹を立てたりするとき、私たちの副腎からでたノルアドレナリンは、脳の中でもとりわけ原始的な部分、大脳辺縁系に働きかけます。

教授は続けます。

問題は、私たちがもはや、感情がいい役立ち方をするような世界、
例えばジャングルのようなところに住んでいないことだ

感情をうまく使う方法

教授によると感情の特徴は次のようです。

環境によって引き起こされる
長くは続かない
人間の行動を支配する

ですから、感情をうまく使うためには、いくつか気を付けることがあります。

1.感情は必要な行動に素早く導いてくれる

だから、自分を奮い立たせるのに使うに使うと効果的です。

2.感情は環境によって感情は左右される

だから、自分のなりたい感情に応じて、自分のおくべき環境をえらぶことです。

ゆったりしたい気分に浸りたかったら、南の島にいることを想像するだけでは不十分です。

実際にハワイまでいきましょう。

3.感情は、動き始めると止めるのは困難である

これは、本当に困難ですが、感情は私たちが考えているほど長続きはしない、という性質を使い、

「変な環境に身を置かないこと」

「感情が安定したら、すぐに、行動の改善を行うこと」

が有用だと思われます。

いかがですか?

このように、感情の性質を知っておくことは、ビタミンCの節約にだいぶ貢献するのでしょうか。

それでも、完全にコントロールできないのが「感情」というものなのですがね。

ビタミンC

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