症例検討会について

第20期(2023年3月~7月)は会場・ZOOMを併用して開催となります。

各自下記をお読みになった上でご準備をお願いします。

ZOOMの場合は、実際のテーブルで顔を突き合わせて行なわない分、やりにくいと感じることも多いかと思います。実際に会っていない分より一層マナーを遵守し、画面の向こう側にいる方の不愉快になるような言動はお控えください。

マナー違反があったと事務局が判断した場合には退出して頂くこともあります。

講師及びスタッフも検討会に参加しておりますが、複数のグループがあるため全てのグループを監督することができません。

症例検討会は、一方的に検査結果を解説する場ではなく、症例を持ち寄って相互に意見交換する場になります。

原則として、詳しい方の話を一方的に講義のように聞いたり知識の吸収、診断を下すための場ではありません。

結果の読み解きに不慣れな方もいらっしゃるかと思いますが現時点で分かる範囲でかまいませんので、意見をおっしゃって頂けましたら幸いです。

もしグループで出た疑問が解決に至らなかった場合には掲示板をご利用ください。

皆様のご協力を何卒よろしくお願いいたします。

症例検討会について

症例検討会は症例を持ち寄って「相互に意見交換する場・勉強したことをアウトプットする練習の場」になります。

例えば、「この数値は○○を示唆している」「これの治療法は▲▲」などは講義ですし、ご自身の体調不良を個別に解析して治療の指針が欲しいのなら栄養療法クリニックを受診して医師に個別相談することが最良だと思います。

ご自身の症例を出したけどほしい結果が得られなかった
○○先生のグループが良かった

というご意見を頂くことがありますが、症例の解析を「聞く」場ではありません。

分子栄養学を長く学んでいる方や、飛びぬけた知識を持った方と同席した場合は、得るものは多いかもしれません。
しかし、それは本来の検討会でなく講義に近いものだとご理解ください。

検討会はあくまでも、参加している皆様の意見を検討し合う場となります。

「回答」や「正解」が得られないこともあると思います。

皆さんで考え悩む時間も大切ですので、ぜひ考えてください。
分子栄養学を学び始めたばかりだとしても、ご自身の経験や、お仕事の知識など提供できるものは少なからずあるはずです。

正解が欲しい、正確な指針が欲しいのであれば、検討会でなく栄養療法クリニックを受診すれば済む話です。

意見や解釈を発表するにしても間違っているかも・・と不安に思う気持ちもあると思いますが、その間違いも含めてのアウトプット、さらには勉強の場です。

本当に間違っているのか、ただ解釈・意見が違うだけなのかも言ってみないと分かりません。

特にZOOMの場合、ただ受け身で、カメラ・マイクをOFFにして参加するのではなく、自分の症例を提示したり、質問や意見をどんどんおっしゃって下さい。

「こんなことを聞いてもいいのか・・・」と思う方もいると思います。

しかし、高度な質問をする必要もありません。

例えば、「どうしてそう思ったのですか?」「どうしてその質問をしたのですか?」「どこをどう解釈してそう思ったのですか?」などを聞いて頂いてもいいのです。

しかし、質問の意図を述べずに質問だけするケースが多く見受けられますので、なぜそれを聞いているかもぜひおっしゃって下さい。

受け身ではなく発言し、検討会の時間を有意義にお使いください。

症例検討会の流れ

※症例検討会のご参加には症例をお持ちください。
 検査結果の提示ができない方は参加不可となることがあります。今回はお持ちになれない場合も次回以降は症例をお持ちください。
 (健康診断の項目の少ない結果OK・血液検査のみOK・過去に出したデータOK・古いデータOK) 

※(検討会グループは)聞くだけ参加NGです。発言できる環境にて参加してください。
 初心者グループは聞くだけ参加OKです。

ZOOMでの症例検討会の進行例:

 ①簡単に自己紹介(できるだけ画面オンでお願いします) ①②は順番前後してもOKです

 ②症例を出すを人決める・時間配分を決める

 ③データのアップロード・共有(共有方法は下記をご覧ください)

 ④各自解析の時間をとる(5~10分程度)

 ⑤症例を発表してもらう(自分のレベルなりでOK)

 ⑥意見交換(話していない人にも声をかける)

 

症例について

症例検討会は皆さんに参加して頂てこそ成立します。

現在は症例を出さなくても参加は可能としておりますが、症例が出ないと検討会になりませんので、ぜひとも症例提示にご協力ください。(健康診断の少ない項目の採血結果などでも参加可能です)

症例が足りない場合、終了時間より前に終了することがあります。

症例検討会のグループ分けについて

通常の症例検討会は4~6人1組で行います。

初心者の場合、いきなり少人数のグループに抵抗がある場合は「初心者グループ」にご案内します。

初心者グループにはスタッフが1名つきますので、その指示に従って検討会を行ってください。

希望グループと症例の有無

講義が終わって休憩の間に事務局でグループ分けをします。グループ分けはZOOMのブレイクアウトルームを使用します。

検討会に参加する方は下記のようにお名前の変更を行ってください。

お名前の変更がない場合は、グループに振り分けしません。
初心者グループは人数の都合上、作成できない可能性もありますのでご了承ください。


通常の検討会に参加希望の場合:名前の後ろに症例の有無を〇×でつけてください。例:栄養花子 〇(症例あり)

初心者グループを希望の場合:名前の後ろに「18期初心者」とお書きください。また症例の有無を 〇×でつけてください 。例:栄養花子 18期初心者×(症例なし)


出先などでZOOMに参加し、音声参加はせず聞いているだけも初心者グループの場合は参加可能です。

目印でお名前の後ろに「外出中」などどつけて頂けると助かります。
例:栄養花子 初心者 外出中

初心者グループ以外は1グループの人数が少ないため、聞くだけの参加はできません。
カメラがONにできないのは許可しますが、お話はできる環境で参加してください。

症例のまとめ方

ZOOMでの症例検討会の場合、検査結果のデータをPC内に取り込んでおいてください。
Mac特有の拡張子ですと、Windowsの方は開けませんので、データは推奨の拡張子で保存してください。

推奨拡張子
PDF JPEG PNG

  • 検査結果は推奨検査全て揃っていなくてもかまいません。現状であるものをお持ちください。(血液検査のみでもOKです)
  • ご本人以外の症例をお持ちになる場合は、ご家族であっても許可を得て必ずお名前を消してください。ご本人の場合でも同じグループの方がデータを持ち帰りますのでお名前は消すことをお勧めしております。
  • 症例は何個お持ちいただいてもかまいませんが、時間の都合上すべての症例をこなすことができないかもしれませんのでご了承ください。

下記に症例のまとめ方の例を作成しております。この通りでなくてもかまいませんが、ご参考までにご覧ください。

ダウンロード:症例のまとめ例

紙データを携帯カメラ等で撮影したデータの場合、ピントずれや歪み、影などで見難くなっていることが多く見受けられます。撮影する際にはご注意ください。

結果が紙しかないけど、スキャナは持ってない!という方は下記サイトに方法をまとめています。

症例提示の方法

症例の提示にはいくつか方法があります。

3つの方法をご案内しますが、データが複数枚ある場合、参加者にスマホ・タブレット参加者がいる場合には「方法その3」を利用してください。

どの場合も、結果をデータ化してある必要があります。

方法その1_画面共有

ZOOMには「画面共有」というシステムがありますので、そちらを使用して、他の方にデータを共有してください。

画面共有は、ZOOMのツールバーにあり簡単にできますが、行ったことのない方は下記サイトより確認をお願いします。

デメリット:複数ページある場合管理が大変です。


方法その2_チャット欄にファイル送信

PCでご参加の場合はチャット画面からファイル送信ができます。こちらを使用すると、共有画面では見難いものも各自でご覧になれます。

但し、スマートフォン・タブレットでは送受信できないことがあります。

また後からグループに入った方がいた場合、過去のチャット欄は表示されていませんので、もう一度ファイルをチャット欄に送ってください。

検討会メンバーの中に受信できない人がいた場合には「方法その3」で行ってください。

デメリット:スマホやタブレットで参加している場合、ファイル送信が行えません。


方法その3‗ファイルをまとめて共有

血液・毛髪・有機酸などデータが複数枚にわたってしまった場合はこの方法がおすすめです。

  1. 複数あるデータを1つのフォルダに入れ、圧縮する
  2. 圧縮したフォルダーをデータ転送サービスを使ってダウンロードURLまたはリンクを取得する。(ギガファイル・ファイルストレージ等)
  3. 取得したリンクをチャット欄に張り付ける

下記2つは登録不要・無料で使用できるのでおすすめです。

ギガファイル ファイルストレージ

dropboxのフォルダにまとめてリンクを送っていただくのでもかまいません。
Googleドライブの共有リンクを使うのもお勧めです。

https://gigafile.nu/
https://firestorage.jp/

dropboxのリンクでもかまいませんが、受け取る方がdropboxに登録されていない場合受け取れない可能性があります。グループ内にファイルが開けない方がいましたら上記をお試しください。

症例検討会に際してのお願い

ご参加の皆様のご協力あってこそ成り立っている場となりますので、何卒ご協力いただけますようお願い申し上げます。

研究会の皆様へ

分子栄養学の勉強を始めたばかりの方から質問があった場合には、「そんなことも分からないの?」と思わずに優しく教えてあげてください。説明というアウトプットをすることで理解が深まることは存じ上げて頂けていることと思います。

どなたでもはじめは初心者です。分子栄養学の裾野を広げるためには、講師が行う講義だけでは不十分で、皆様のご協力が必要不可欠となります。

ZOOMでの検討会ということで、実際のテーブルを囲むことに比べると難しいかもしれませんが、ご協力をお願い申し上げます。

初心者の方へ

ZOOMでの検討会ということで、やりにくいと感じることもあるかと思いますがご容赦ください。

もし皆さんのディスカッションの中で、「その言葉は何?」「なんでそう解釈したの?」など思いましたら、ぜひそのことを質問してください。

始めのうちは発言せず聞くだけになってしまうことも多いかと思いますが、意見を交換してこその検討会になります。

疑問点・意見何でも参加者に投げかけてみてください。

ZOOMについて

ZOOMとはインターネットを使用したWEB会議システムです。インターネット環境下であれば使用可能ですが、できるだけWi-Fi下でご参加することをお勧めします。

使用にあたりアプリのダウンロード(無料)が必要です。

まだインストールされていない場合には下記よりご準備ください。

*「お使いのミーティングソリューションを近代化」のところに書いてあります。


ZOOMのお名前について

参加時にお名前をご記入ください。なるべくご本人様のお名前を記入してください。 特にスマートフォンで参加されている場合、名前が「iPhone」となっていることが多く、どなたが参加されているのか分からない場合があります。

ZOOM入室後に設定から変更することもできます。

<<名前変更方法>>

ZOOMの使用方法

下記サイトに詳しく記載されていますので、初めてZOOMを使用される方はご参照ください。

症例検討会に参加する場合にはマイク・カメラが必要です。スマートフォン・タブレット・ノートPCで参加する場合には内蔵されているので不要ですが、デスクトップパソコンの場合には別途カメラ・マイクが必要となります。


ミーティングIDについて

基本的にはURLをクリックするだけで参加できますが、もしIDを求められた場合には、URLの最後の数字(9〜10桁)の部分(ミーティングID)を入力してください。

弊会主催のZOOMセミナーはURLご案内時にIDとパスコードもご案内いたします。

音声が聞こえない等のトラブルが生じた場合

◆対処法1◆
パソコンの最上部左のメニューに「Zoom US」の表示→Zoom US をクリックすると「設定」が出てきます。→「出力音声を最大化」にします。

◆対処法2◆
パソコンのZoomの場面の一番下に「オーディオに参加」と出ているか確認。
(アプリからご利用の場合は、マイクの許可がされているかご確認ください。設定→ZOOMから入れます)

◆対処法3◆
ZOOMを一旦退出し、パソコンを再起動する  

マイクとカメラについて

講義の時は皆様のマイクとカメラはOFFにしておりますが、検討会はONにさせて頂きます。

できるだけデスカッションに参加して頂けますようお願い申し上げます。