• Skip to primary navigation
  • Skip to main content

臨床分子栄養医学研究会

あなたのサプリが効かない理由教えます

  • コース一覧
  • もう一本読む?
    • 分子栄養学基礎マスターコース 食事とサプリメント編
    • 分子栄養学の基礎 検査と根本原因
    • 分子栄養学アドバンス・コース
    • まごめじゅんの栄養講座
  • サクセスパス
    • 治療方針を決める
    • 必要な治療と順番を決める
    • 検査を行って確認する
    • 治療の実際
  • ごあいさつ
  • 受講者の声
    • 医療関係者
    • 一般の方
  • クリニック紹介
    • 分子栄養学の検査・治療を受けられるクリニック
    • 指導認定医・認定医一覧
    • 認定指導カウンセラー
    • 認定カウンセラー
    • PNTトレーナー
  • 会員サイト
    • 総合案内
    • 研究会会員サイト
    • 第26期会員サイト
  • Show Search
Hide Search

今週の栄養療法ニュース

宮澤賢史 · 2026年3月16日 ·

テュレーン大学が英国バイオバンクの16万人超・12年追跡データで、超加工食品の摂取量が多いほど骨密度が下がり、1日あたり3.7サービング追加ごとに股関節骨折リスクが10.5%上昇することを示しました。65歳以下の若年層ほど影響が強く、低体重者は特にリスクが高い。

骨粗鬆症は「カルシウム不足」で語られがちですが、超加工食品が腸内環境を破壊し、ミネラル吸収を妨げ、慢性炎症で骨代謝を乱しているというのが実態です。

超加工食品(UPF)は、添加物や精製成分を用いて工業的に再構成された食品で、原材料が多く食材の原型をとどめないのが特徴です。具体的には、市販のおにぎりや弁当、冷凍食品、菓子パンやスナック菓子、ハム・ソーセージ、清涼飲料水、カップ麺、甘いシリアルやプロテインバーなどが含まれます。

外来でも「骨密度が下がっている」と言われながら食事の問題が見過ごされているケースが非常に多い。「何を食べないか」が「何を飲むか」より先の問題です。

出典:earth.com / medindia.net(2026年3月13日)
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/41787934/

もくじ

Toggle
    • 処方薬4種が腸内フローラを破壊している
    • 毎日のマルチビタミンで生物学的老化が最大5か月遅くなる
    • マイクロプラスチックがアルツハイマー・パーキンソン病のリスクを高める5つの経路
    • RFK Jrの新「食品ピラミッド」──飽和脂肪を推奨する論争的ガイドライン(therepublic.com)
  • 今週の注目記事|カテゴリー別
    • 🦠 腸内環境・マイクロバイオーム
    • 🧠 精神・メンタル健康
    • ⚡ 代謝・血糖・ファスティング
    • 🌿 老化・アンチエイジング
    • 🛡️ 免疫・自己免疫
    • 🌙 睡眠・ホルモン
    • ⚠️ 食品・環境リスク
  • 今週のトピックはこんな感じでしたね。

処方薬4種が腸内フローラを破壊している

抗生物質、PPI(胃薬)、SSRI(抗うつ薬)、ジゴキシン(強心薬)の4種が腸内細菌叢を乱すメカニズムを解説した記事です。

抗生物質は多様性を低下させ、PPIは胃酸低下により異常菌の侵入を招きます。SSRIは抗菌様作用により菌構成を変化させ、ジゴキシンも腸内環境に影響する可能性があります。

この論文では、実験的に評価された薬剤のうち約1/4が、細菌の増殖を抑制しました。つまり、薬剤全般が腸内環境に関与し得ることを考える必要があります。

出典:health.com(2026年3月10日)

毎日のマルチビタミンで生物学的老化が最大5か月遅くなる

ハーバード医大・Mass General BrighamのCOSMOS試験(958人のRCT)にて、マルチビタミン継続2年でエピジェネティクスクロック(生物学的年齢の指標)が2.7〜5.1か月若い値を示しました。

注目すべきは、実年齢よりも老化が進んでいる高齢者ほど効果が強かったということ。

老けてる人ほどサプリが効きます。

気になる方はマルチビタミン摂りましょう。

出典:aol.com(2026年3月10日)https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/41803341/

マイクロプラスチックがアルツハイマー・パーキンソン病のリスクを高める5つの経路

シドニー工科大学・デューク大学のシステマティックレビューとJournal of Clinical Investigation掲載の動物実験で、成人が年間推定250g(ディナー皿1枚分)のマイクロプラスチックを体内に取り込んでおり、α-シヌクレインと結合してパーキンソン病を誘発するメカニズムが特定されました。

免疫細胞の活性化、酸化ストレスの増加、ミトコンドリアへの干渉などに加えて、血液脳関門も破壊されるそうです。

出典:packaginginsights.com(2026年3月11〜14日)https://www.sciencedaily.com/releases/2026/03/260313002637.htm

RFK Jrの新「食品ピラミッド」──飽和脂肪を推奨する論争的ガイドライン(therepublic.com)

Robert F. Kennedy Jr.が提唱した新たな「食品ピラミッド」は、従来の炭水化物中心の構造を大きく転換し、タンパク質や健康的脂肪を上位に、全粒穀物を下位に位置づけた点が特徴です。

特に飽和脂肪の摂取を比較的肯定している点が議論を呼んでいます。一方で、超加工食品や精製糖質の制限を重視する姿勢は一定の支持がありますが、心血管リスクやエビデンスとの整合性を懸念する声も多く、賛否が分かれる内容となっています。

今週の注目記事|カテゴリー別

🦠 腸内環境・マイクロバイオーム

腸内細菌が脳に到達する──高脂肪食でリーキーガットになると生きた菌が脳内に(Emory大、scienceblog.com)
高脂肪食のマウスで腸内細菌が脳組織に侵入。食事改善で菌が20分の1に減少。

腸内マイクロバイオーム組成が将来の心血管リスクを予測できる(Amsterdam UMC、npj Biofilms、geneonline.com)
6.2年・2.5万人の追跡で腸内細菌の構成が将来の主要心血管イベントを予測。

低タンパク食+腸内細菌が白色脂肪をベージュ脂肪に変える(慶應義塾大+MIT、Nature誌、technologynetworks.com)
腸内4菌株で体脂肪の質を変換できることをNatureに掲載。

口腔細菌が肝炎症を示唆する──口腔・腸・肝軸の新メカニズム(U Foggia、Medscape)
自己免疫性肝疾患患者で口腔フローラ異常と炎症マーカー上昇の関連が判明。

腸と腎臓の双方向関係──腸内細菌が腎臓を守り・壊す(gutmicrobiotaforhealth.com)
腎機能低下→リーキーガット→TMAO上昇→心血管リスクという悪循環を解説。

ランニングすると腸内細菌がトリプトファン代謝を書き換える(University College Cork、eurekalert.org)
自発的運動でトリプトファン代謝が変化しセロトニン前駆体産生が増える。

腸内フローラを整えるシンプルな5つの方法(arcamax.com)
食物繊維・水分・発酵食品・ストレス管理・睡眠改善を科学的根拠とともに解説。

Expo West 2026:腸内健康とGLP-1副作用対策が最大トレンド(nutritioninsight.com)
ポストバイオティクス・GLP-1ユーザー向けプロバイオティクスが展示会のトレンドに。

🧠 精神・メンタル健康

気分障害を悪化させる「危険な食事の落とし穴」──腸内セロトニンとBビタミンが鍵(rollingout.com)
腸が全セロトニンの90%を産生し、加工食品がその産生を乱す。B12・葉酸・B6不足がうつ・不安を直接悪化させる。

果糖の消化不良が不安と全身炎症につながる(U Bordeaux、psypost.org)
果糖吸収不良者の腸内細菌叢が変化し脳への炎症シグナルが増加。現代の高果糖食の危険性を示す。

気分・エネルギーを変える4つの栄養素不足──鉄・VitD・Mg・Bビタミン(creators.yahoo.com)
4種の欠乏が気分・認知・エネルギーに与える具体的影響を解説。

腸内フローラが乱れると片頭痛が起きる?腸と頭痛の隠れたつながり(blogs.medindia.net)
腸内フローラ改善が片頭痛発作を減らす可能性と炎症経路を解説。

脳炎症とニューロプラスティシティ──リーキーガットが脳霧・気分変動の根本原因(emag.medicalexpo.com)
脳炎症の微妙な症状と腸-脳軸の機能医学的アプローチを解説。

神経系をサポートする8つの食品(health.com)
サーモン・ほうれん草・ヨーグルトなど神経系を守る食品リスト。

ストレスが食事・睡眠・感情を乱す悪循環(rollingout.com)
ジャンクフードが脳機能を悪化させ炎症を促進するメカニズムを解説。

⚡ 代謝・血糖・ファスティング

7時間18分が最適睡眠時間──インスリン抵抗性を防ぐゴールデンタイム(medindia.net、NHANES 2009-2023)
7時間18分が血糖管理に最適な睡眠時間と特定。週末の「寝だめ」は逆効果。

夕食後3時間ルール──血圧と血糖を同時に改善する(medindia.net)
就寝まで3時間空けるだけで概日リズムに沿った血糖・血圧改善効果が得られる。

夜5時以降にやるべき4つのこと──内分泌専門医が血糖管理のコツを解説(eatingwell.com)
夕食後の軽い運動・高繊維食・早めの夕食・12時間絶食を推奨。

血糖スパイクを引き起こす10の日常習慣(health.com)
タンパク質・野菜を先に食べると食後血糖が40%低下。座りっぱなし・睡眠不足の影響も解説。

唾液で糖尿病リスクを早期発見できる新検査法(UBC Okanagan、scitechdaily.com)
血糖値正常でも唾液中インスリン濃度が高ければ将来の代謝リスクがわかる。

インターミッテント・ファスティングはどこまで科学的に支持されるか(nationalgeographic.com)
Harvard研究でIFは従来のカロリー制限と同等の体重減少効果。相反するデータも提示。

ファスティングでがんを予防できる?古代の知恵と現代科学(alhakam.org)
IFによるインスリン・IGF-1低下が乳がん・大腸がん・前立腺がんリスクを低下させる可能性。

マンゴーを毎日食べると3か月で代謝が改善する(parade.com)
マンゴー100kcalで精製スナックを置き換えると血糖管理・炎症マーカーが改善。

低GIコメの開発に成功──糖尿病患者も白米を食べられる日が来た(India研究チーム)
GI値55以下の新品種米が開発され、主食を変えずに血糖スパイクを防げる可能性。

🌿 老化・アンチエイジング

脳と身体を若く保つ7つのサプリメント(thetimes.com)
マルチビタミン・VitC・オメガ3・D・Mg・亜鉛・B12の7種を老化予防サプリとして解説。

60〜80代を人生最健康期にする食事法(health.yahoo.com、Queen’s University Belfast)
高齢期のタンパク質優先・野菜増加・超加工食品削減が数か月で改善をもたらす。

ウロリチンAは本当に筋肉老化に効くのか?ヒト試験の最新エビデンス(intelligentliving.co)
複数RCTで劇的効果は出ないものの、抗炎症・ミトコンドリアマーカー改善シグナルが一貫して確認。

🛡️ 免疫・自己免疫

「正常値なのに橋本病だった」──標準検査が見逃す甲状腺疾患の実話(womansworld.com)
43歳女性が数年間「異常なし」と言われ続け、精密検査でHashimoto病が判明。

なぜ免疫系は自分の組織を攻撃するのか──自己免疫疾患の複合的原因(medicaldaily.com)
遺伝・環境毒素・感染・食事・肥満の複合要因を整理。

🌙 睡眠・ホルモン

夕食の時間が深夜3時に目が覚める原因かもしれない(tomsguide.com)
夕食が遅いと夜中の血糖降下でコルチゾールが分泌されて目が覚めるメカニズムを解説。

朝スッキリ目覚める秘訣──UC Berkeley研究が判明した3要素(prevention.com)
睡眠の質・前日の運動量・低GI朝食の3要素が覚醒の質を決定。

⚠️ 食品・環境リスク

市販の魚油サプリは心臓・関節・うつに効かない──科学が示す現実(geneticliteracyproject.org)
OTCのフィッシュオイルは一般用途に効果不十分。精製EPA製剤(処方薬)は心血管リスク保有者には有効。

5つの食品が口腔がんリスクを高める(eatingwell.com)
加工肉・赤肉・アルコールがDNA修復を阻害し口腔がんリスクを上げる。

今週のトピックはこんな感じでしたね。

超加工食品の害・腸内細菌の新たな機能解明・マルチビタミンとエピジェネティクス・マイクロプラスチックと神経変性疾患と、臨床に直結する大きなテーマが揃った一週間でした。

来週もお楽しみに。

未分類

関連記事

「サラダ油=悪」は本当か?脂質の科学的ホントとウソ

「歩くだけじゃ守れない“老後筋”の育て方」

臨床分子栄養医学研究会

Copyright © 2026 臨床分子栄養医学研究会

  • プライバシーポリシー
  • 会員規約および会員規定
  • 利用規約
  • 特定商取引法に基づく表記