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「自分のトリセツの作り方」 根本治療ピラミッド

宮澤賢史 · 2019年12月13日 ·

前の記事:MCV

いろいろな原因を見ていくと、栄養が不足する根本原因というのは共通したいくつかの原因に収束してくるということにお気づきだと思います。

これらの、いくつかの根本原因にアプローチすると、なぜか他のことが芋づる式によくなってきます。

大事なのは、根本原因を考える癖をつけることです。

根本原因を考える癖をつけると、症状からデータを推測できるようになってきます。慣れてくると本当にわかるようになってきます。

もくじ

  • 根本原因は5つ
  • 治療には順番がある
  • 自分なりの栄養療法ガイドラインの作り方
  • 問診と根本治療ピラミッドの関係
    • 腸・炎症
    • デトックス
    • ホルモン
    • エネルギー
  • 脳
  • まとめ

根本原因は5つ

おそらく、根本原因はこの5つではないかと私は考えています。

エネルギーはミトコンドリアの改善法です。あとは、ホルモンバランスを鍛えましょう。解毒をしましょう、腸内環境を整えて身体の炎症を取りましょう。だいたいこんなところだと思います。

人によって様々かもしれませんが、私はこのように考えました。

なぜピラミッド状になっているかというと、下にあるものの方が根本原因になりやすいからです。

下から治療を組み上げていくと、私の経験上うまくいくことが多いです。もちろん根拠もあります。

治療には順番がある

根本原因の治療としては、下から順番に積み上げていきます。

宮澤医院の治療は実際にこのようにやっています。

大事なのは、腸内環境を整えて炎症を抑えたらこの治療は終わり、というわけではなく、その治療を維持しながら上に積み上げていくことです。

自分なりの治療のピラミッドを完成させていただきたいです。

自分なりの栄養療法ガイドラインの作り方

自分の治療ピラミッド、ガイドラインを作るために最も簡単な方法はおそらく、サクセスパスを埋めることです。

何をするのか、具体的なアクションプランが書いてあります。

YESのところは、今必要ないところなので、どんどん飛ばしてください。残ったNOのところだけに注目して、やってみればOKです。最短でゴールにたどり着くことを目指してください。

問診と根本治療ピラミッドの関係

腸・炎症

問診で腹部膨満や下痢などにチェックがたくさんつく人は、腸内環境が悪いんだとわかりますね。想像がつくのではないかと思います。

デトックス

毒の環境にさらされている場合は、デトックスが必要です。

重金属なら魚と歯。歯はアマルガムです。ワクチンもありますが、少量なので、子供の場合は関係するかもしれません。

鉛なら水道管、ヒ素なら海産物や飲料水です。詳しくは表をご覧ください。

あと多いのは、カビ毒と有機溶剤です。

カビ毒は築100年以上の家や、洪水などで一度浸水した家、クーラーの掃除を5年以上していない人は注意が必要です。なかなか治らなかった人が、家を掃除してカビを除去したら急に良くなったという話もあります。

有機溶剤は排気ガス、ガソリン、クリーニング、農薬などです。

ホルモン

副腎

朝が起きられない人、疲れが取れない人、ストレスを前より感じやすくなった人は副腎に疲れがあります。

甲状腺

甲状腺は身体の代謝を司っていますから、甲状腺機能が低下すると、低体温とむくみ、そしてうつ症状がきます。体の痛みが出る人もいます。

早朝の基礎体温が36.5度いっていない人は、何らかの代謝の低下があります。甲状腺機能をチェックしてみてください。これは血液検査でTSH、T3、T4を測れば大体わかります。

基準値と正常値は違います。

日本の検査会社の基準値はすこし広すぎるので、基準値の範囲内なら安心だと思わないでください。TSHを測っている人は、0.5から2までの間に入っているか確認してください。2以上は明らかに甲状腺機能が低下していると思います。基準値は0.5から5くらいですが、5だと多すぎます。

性ホルモン

性ホルモンのことは女性ならPMSや生理不順があるということでわかります。

また、性欲の低下も分かりやすい指標です。

エネルギー

エネルギーは疲れやすさでみます。

脳

脳に関しては、細かい症状表が問診票にありますね。これはまた別の機会にご説明します。

まとめ

問診と自己診断で、だいたいピラミッドができてきます。必要ないところは各自抜いてください。

次の記事:検査と根本治療ピラミッドの関係

ガイドライン

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