こんにちは、宮澤です。
Miranda Kusi, CNS FMCPによれば、クレアチンは「筋トレサプリ」というイメージを超えて、脳・心臓・腸などエネルギー需要が高い組織を支える重要な分子で、特に高齢者や菜食の人、メチレーションサポートが必要な人、更年期女性、妊娠・産後、高エネルギー消費の病態(IBD、慢性疲労、心不全、神経変性など)で有望とされる一方、エンドメトリオーシス、がん、腎疾患、双極性障害では慎重さが必要で、数多あるクレアチン製剤の中でも結局もっともエビデンスが厚いのはクレアチンモノハイドレートであり、適切な品質と用量を守れば、長期的にも安全性が高く、加齢とともに落ちやすい筋力・認知・代謝を底上げする「基礎代謝サポート分子」として位置づけられる、という内容でした。
—
僕、映画を見るときも仕事モードがちょっと抜けないタイプで。
アクション映画でヒーローがボコボコに殴られても、次のシーンでケロッとして走り出すと、「そのATPどこから湧いてきたんだろ…」とか考えちゃうんです。
日常でも同じで。
・夕方になると急に集中力が切れる人
・夕飯作る前にソファで動けなくなる人
・ジムに行っても、追い込みどころかウォーミングアップで終わる人
こういう相談を毎日のように受けます。
みんな「気合が足りない」と自分を責めがちなんだけど、僕から見ると多くの場合は「メンタルの問題」じゃなくて、かなりシンプルな話なんです。
→ そもそも細胞レベルで“バッテリー残量”が少ない
→ バッテリーへの充電効率も悪い
→ しかもバッテリー自体(筋肉やミトコンドリア)が小さい
この3つが重なってることが多い、ってこと。
ここでようやくクレアチンの話につながります。
クレアチンって、筋肉をパンパンにする魔法の粉じゃなくて、
「身体中のバッテリーに“瞬発力ブースター”を足してあげるイメージ」なんです。
—
臨床経験から言うと、クレアチンを入れることで変わるのは「筋肉」より先に、むしろ「日常のしんどさ」です。
例えば、僕のクライアントでこんなパターンがけっこうあります。
– 40代・座り仕事・運動は週1ウォーキング
– 夕方には頭が回らない。仕事後に子どもの相手をする気力ゼロ
– プロテインは飲んでるけど、肉・魚は少なめ(ほぼ菜食寄り)
ここにやったことは超シンプルで、
1. まずは「寝る」「歩く」「タンパク質」を整える
2. その上でクレアチンモノハイドレートを1日3〜5g、数週間続けてもらう
これだけ。
すると多いのが、こんなフィードバックです。
– 「夕方のどんより感がマシになってきた」
– 「仕事終わってから散歩に行く気になれた」
– 「筋トレの“あと1回”が前より出せる」
つまり、
・日常生活の“底上げ感”
・「頑張ろう」と思ったときの“踏ん張りしろ”
が少し増えるんです。
逆に、「水分が溜まりやすい」「お腹がゆるくなる」という人も一部いて、
そういう場合は
→ 量を減らす(3g→1〜2g)
→ 分けて飲む(朝1.5g+夕方1.5gみたいな感じ)
→ 食後に飲む(空腹時を避ける)
みたいに微調整すると、かなりの人が許容範囲に収まります。
ここは完全に「その人のカラダとの対話」で、クレアチン側の問題というより“使い方”の問題なんです。
—
僕から見ると、クレアチンって結局こういう位置づけです。
– 「筋トレガチ勢のサプリ」じゃなくて
– 「省エネモードで生きてる現代人の“標準オプション”候補」
特に、
– 肉・魚が少ない人(菜食寄り・少食)
– 更年期前後で、筋力とやる気が同時に落ちてきている人
– 慢性的な疲労感が続いてる人(検査は“異常なし”と言われた層)
このあたりの人は、
「気合を入れる前に、まずはバッテリーを大きく&充電しやすくする」ための一手として、かなり現実的なんです。
ただし、
– 腎臓に既往がある
– がん治療中
– 双極性障害の既往がある
– 子宮内膜症が重い
こういう場合は、自己判断でガンガン飲む話ではなくて、
必ず主治医+サプリに詳しい専門家と一緒に設計した方がいい。
「ネットで見た“みんなに良いサプリ”」が、
あなたにも良いとは限らない。
でも、正しい人に正しい形で使えば、かなりコスパよく生活の“質”を押し上げてくれる。
僕が伝えたいのは、
クレアチンそのものを神格化することじゃなくて、
→ 「自分のエネルギーシステムをどう設計し直すか」
→ その中の一つのパーツとしてクレアチンをどう位置づけるか
ここを理解しておくと、サプリ選びで迷わなくなる、ってことなんです。
だから、筋トレに興味がない人ほど、
「自分のエネルギー代謝」と「クレアチンみたいな基礎サポート」を、
一度ちゃんと学んでおく価値がある、と僕は思っています。
また書きますね!
参考にした記事:
「Is Creatine Safe? What Clinicians Need to Know About Side Effects, Dosing, and Longevity Benefits」
Is Creatine Safe? What Clinicians Need to Know About Side Effects, Dosing, and Longevity Benefits

