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臨床分子栄養医学研究会

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冨田のぞみ

ミトコンドリアから逆転する脳と体のチューニング術

冨田のぞみ · 2026年5月15日 ·

こんにちは、宮澤です。

Kara Fitzgerald, NDによれば、今回のポッドキャスト記事「How He Reversed MS & Beat a Stroke | Montel Williams」では、テレビ司会者として有名なモンテル・ウィリアムズが、自身のMS(多発性硬化症)の発症から診断までの長い道のり、脳出血による重度の脳卒中からの回復プロセスをかなり赤裸々に語っています。ポイントは「炎症・酸化ストレス・ミトコンドリア機能低下」という3つの柱が、疲労・脳の霧・感情の不安定さ・神経症状悪化をどう加速させるか、そしてそれをどう栄養・運動・サプリメント(特にミトコンドリアターゲット型の抗酸化物質MitoQ)でコントロールしていくかという話なんですね。MSの早期サインの見抜き方、うつと “感情易変性” の違い、脳の疲れや回復力をどう測りながら治療を個別化していくかといった、機能性医学らしい視点が盛り込まれていて、「MSの人だけの話」じゃなく、慢性疲労や脳疲労、加齢を気にしている人にもかなり応用が効く内容になっています。

僕、昔から人体改造モノの映画が好きで、サイボーグになってパワーアップする話を見るたびに「現実世界で“人間の出力”を一番変えてるのって、結局ミトコンドリアじゃない?」って思ってたんです。
で、日常でもありますよね。

・同じ年なのに、夕方からもうひと仕事できる人
・逆に、午前中だけで燃え尽きてしまう人

この差って、根性じゃなくて「細胞のエネルギー工場の元気さ」だったりします。
今回のモンテルの話も、まさにそこ。

MSという強烈なハンデ+脳出血というダブルパンチをもらいながら

→ 徹底した抗炎症的な食事
→ 毎日の運動(しかもかなりハード)
→ ミトコンドリアを意識したサプリ戦略(MitoQなど)
→ 自分の体調・感情・パフォーマンスを“観察し続けるクセ”

これを何十年も積み重ねた結果、もうすぐ70歳とは思えない回復力とトレーニング量を維持しているわけです。

—

僕から見ると、この話のキモは「病気の名前」じゃなくて、「体のメカニズムを理解して、自分でチューニングする姿勢」なんです。

臨床経験から言うと、慢性症状で悩んでいる方の頭の中って、だいたいこんな感じになっています。

– 「疲れは年齢のせい」
– 「検査で異常ないって言われたから、様子見でいいか」
– 「サプリはどれが正解かわからないから、とりあえず有名どころを飲んでる」

でも、身体の中で実際に起きているのはもっとシンプルで、

– 炎症が高い
– 酸化ストレスが強い
– ミトコンドリアが弱っている

この3つのどれか、もしくは全部なんです。

モンテルのケースを機能性医学っぽく雑に要約すると、

– 強烈な炎症トリガー(ワクチンのオーバードーズ)
→ 潜在的なMSの素因に火がつく
– その後も、
 ・ハードなトレーニング
 ・ストレス
 ・環境要因
 が積み重なって、少しずつ神経ダメージと炎症が進行
– 診断がついてからは、
 → 抗炎症食(ほぼ植物中心・液体化)
 → 体に合わない炎症源を徹底カット
 → ミトコンドリアを意識したサプリ・運動
 で「炎症<修復」という状態をキープするように舵を切った

ってことなんです。

ここで大事なのは、

「MSだからこうした」ではなく、
「炎症とミトコンドリアに悪いものを減らし、良いものを足し続けた」

っていう、病名を超えた戦略になっているところ。

—

もう少し「顧客の頭の中」に寄せて整理すると、

あなたがもし、こんなことを思っていたとしたら──

– 夕方になると脳が動かない
– 朝起きた瞬間から、すでに疲れてる
– 感情の波が激しくなってきた気がする
– 検査は問題ないけど、明らかにパフォーマンスは落ちてる

体の中では、ざっくりこうなっている可能性が高いです。

→ ミトコンドリアの出力が落ちている
→ その結果、
 ・筋肉が回復しない
 ・脳でエネルギーが足りない
 ・自律神経や感情コントロールも乱れてくる

だからやるべきことは、本当はシンプルで、

1. 炎症を上げるものを減らす
 - 自分の体質に合わない食品
 - 過度な飲酒
 - 質の悪い油・加工食品
 - 自分の体力を超えたトレーニング

2. ミトコンドリアを応援するものを増やす
 - 野菜・果物・ハーブなどに含まれるポリフェノール
 - 良質なタンパク質と、必要なビタミン・ミネラル
 - 適度で継続可能な運動(“潰れるまでやる”じゃないやつ)
 - ミトコンドリアを直接サポートするサプリ(CoQ10や、MitoQのようなミトコンドリアターゲット型など)

3. 「自分の基準」を持つ
 - 今日は何時間働けたか
 - どれくらい運動して、翌日の疲労はどうか
 - 感情の波はどうか(イライラ・涙もろさなど)
 - 睡眠の深さや、起きたときのスッキリ感

モンテルはここを徹底的にやっていて、
「自分の体を研究対象にしている人」なんですね。

・何を食べたらどうなるか
・どのサプリを足すと、何週間後にどう変わるか
・運動強度を変えると、回復に何日かかるか

これを延々と観察してきた結果、
MSと脳卒中を抱えながらも、

→ ほとんどの50代を上回るワークアウト
→ 脳の回転スピードもかなり維持
→ 感情の不安定さもかなり軽減

という状態になっているわけです。

—

僕としては、このエピソードから学ぶべき栄養療法のポイントは、

– 病名より「炎症+酸化ストレス+ミトコンドリア」にフォーカスすること
– 食事・運動・サプリをバラバラに考えず、「細胞のエネルギー設計」として組み立てること
– そして何より、自分の体を“観察”し続けること

だと思っています。

どのサプリが正しいか、どの食事法が正解か──
その前に大事なのは、

「自分の体で何が起きているのかを、言語化できるレベルまで観察すること」

なんです。

だから、MSじゃない人でも、脳卒中を経験していない人でも、
慢性疲労・ブレインフォグ・メンタルの浮き沈みが気になる人は、まず

→ 炎症とミトコンドリアの視点から、自分の生活を見直す
→ そのうえで、食事・運動・栄養療法を“実験”としてやってみる

って発想を学ぶべきだな、と思います。

また書きますね!

参考にした記事:
How He Reversed MS & Beat a Stroke | Montel Williams

How He Reversed MS & Beat a Stroke | Montel Williams

老化スイッチを切る作り置き朝ごはんの栄養戦略

冨田のぞみ · 2026年5月15日 ·

こんにちは、宮澤です。

最近、朝ごはんをコンビニのサンドイッチとコーヒーで済ませてる人、多いですよね。
僕も昔は、出勤ギリギリまで寝てて、家を出る3分前にバナナを口に突っ込んでダッシュ…みたいな生活をしてました。
でも臨床で「なんか年齢より老けて見える気がする」「疲れが全然抜けない」という相談を毎日のように聞くようになってから、「朝ごはんって、ただお腹を満たす時間じゃなくて、“老化速度”に直結してる時間なんだな」と本気で思うようになったんです。

—

Miranda Kusi, CNS FMCPによれば、この「Longevity Egg Muffin Cups」は、卵・ほうれん草・ブロッコリー・きのこ・サーモン・ターメリック・種子類などをギュッと詰め込んだ“長寿志向”の朝食レシピで、メチル化(遺伝子スイッチのオンオフ調整)や炎症コントロール、解毒、脳と心血管のサポートをねらった、栄養密度の高い卵マフィンだそうです。小麦粉や加工肉・チーズに頼らず、葉物・クリシファー(ブロッコリーなど)・きのこ・オメガ3・ミネラル・抗酸化物質をまとめて摂れるように設計されていて、グルテンフリー・低糖質、さらに低FODMAPやヴィーガン寄りにもアレンジ可能な“作り置きOKのアンチエイジング朝ごはん”って位置づけなんですね。

—

僕から見ると、このレシピの一番おもしろいポイントは「料理」じゃなくて「栄養デザイン」なんです。卵=タンパク質+コリン、サーモン=DHA、ブロッコリーやほうれん草=メチル化と解毒を支える葉酸・ポリフェノール、きのこ=ビタミンDと免疫サポート、ターメリック=慢性炎症ブレーキ役…みたいに、全部がバラバラじゃなくて、「老化スイッチを静かにして、からだの修復モードを手伝う」方向にそろえてあるってこと。臨床経験から言うと、こういう“ちょっとずつ正しい選択”を毎朝積み重ねている人は、血液データも見た目の印象も、5〜10年スパンでかなり違ってきます。つまり、「なんとなくパンとコーヒー」から「戦略的に栄養を詰め込んだ朝食」へアップグレードすること自体が、立派な“栄養療法”なんです。

—

ここで、読者の頭の中をちょっと代弁すると…

– 「そうは言っても、朝から料理する時間なんてないよ…」
– 「難しい食事療法は無理。続かない」
– 「サプリ飲んでおけばいいんじゃないの?」

たぶん、こんな感じかなと。

でも、このエッグマフィン的な考え方って、実はもっとシンプルで、

→ “老化や不調に関わるスイッチ”を食事でちょっとだけ有利に倒しておく
→ しかも「手軽・作り置き・持ち運べる」形にしておく

ってことなんです。

サプリで“足りない栄養を足す”のも悪くないけど、
日常のごはんで、“からだに都合のいい設計図”を毎日プリントし直してるイメージを持った方が、長期的には確実に差が出ます。

だから僕は、
「時間がない人ほど、“考え抜かれた作り置き朝ごはん”を一つ持っておくべき」
だと思っています。これが栄養療法の入り口として、ものすごく現実的で、続けやすいからです。

—

じゃあ、僕らがこのレシピから何を学べるか?を分解すると、

– ポイントは「高タンパク+高ミネラル+抗炎症+メチル化サポート」を1パックにすること
– 加工肉・砂糖・小麦粉ではなく、卵・魚・野菜・スパイス・種子で“土台”をつくること
– 朝、何も考えずに手に取れる「健康のショートカット」を、週末に仕込んでおくこと

この発想さえ身につけば、別にエッグマフィンじゃなくてもいいんです。
・おにぎりでも
・スープジャーでも
・サラダボウルでも

「栄養の設計図」を意識して、
→ メチル化を助ける栄養(葉酸・B12・コリンなど)
→ 抗炎症・抗酸化のフィトケミカル
→ 腸とホルモンにやさしい脂質とミネラル

を、どう詰め込むかを考えられるようになる。

だから、ただレシピをマネするだけじゃなくて、
「なぜこの食材が組み合わさっているのか?」
「自分の毎日の朝ごはんにどう応用できるか?」

を学ぶべきなんです。ここを理解すると、“食べるたびに少し若返る”みたいな感覚が、現実に近づいてきます。

また書きますね!

参考にした記事:
[Longevity Egg Muffin Cups](https://www.drkarafitzgerald.com/recipe/egg-muffin-cups/)

更年期は壊れる時期じゃなく全身を再設計するチャンス

冨田のぞみ · 2026年5月5日 ·

こんにちは、宮澤です。

Kara Fitzgerald, ND によれば、更年期前後の女性ではエストロゲン低下をきっかけに、血管の内側を守っている「グリコカリックス」というバリアが傷み、同時に一酸化窒素(NO)の産生が落ちることで血圧・動脈硬化リスクが一気に上がり、さらに腸内細菌叢の多様性低下→腸の炎症→LPS(エンドトキシン)増加という流れで慢性炎症とインスリン抵抗性、関節の痛みや軟骨のすり減りまで加速していく、というメカニズムがかなり詳細に語られています。そこに対して、グリコカリックスを守る Arterosil、NOを24時間レベルで底上げする Vascanox、軟骨再生をねらう Cartigenix という3つのサプリを組み合わせると、「血管・腸・関節・代謝」の土台を一気に立て直す戦略になる、というのが記事全体の骨子なんですね。

—

僕、昔からSF映画を見るのが好きなんですけど、「宇宙船のシールドが少しずつ削られて、気づいたら船体がボロボロ」というシーン、よくありますよね。
あれ、臨床で中年以降の体を見ているとそのまんまだな…と感じることが多いんです。

たとえば、

– 40代後半から急にコレステロールが乱れる
– そんなに食べてないのにお腹だけ出てくる
– なんとなく関節が痛いから運動をやめる
→ 動かないから、さらに太る・血糖も上がる
→ 検査すると血圧も上がっている

本人の感覚としては
「ちょっと太った」「年だから膝がね…」くらいの話なんですが、
体の中では

– 血管のバリア(グリコカリックス)が削れる
– 一酸化窒素が出にくくなって血管が固くなる
– 腸のバリアもゆるんでLPSが漏れて慢性炎症
– その炎症で筋肉・軟骨・脳まで“じわじわ消耗”

という「静かな崩壊」が進んでいる、というイメージです。
宇宙船の外壁が少しずつ削られて、ある日いきなり警報が鳴る、あの感じに近いんですよね。

—

私から見ると、このPodcastで語られているのは「エストロゲンが下がる=生理が終わる」という表面的な話ではなくて、「体全体が“同時多発的に”カタボリック(分解優位)に傾くトリガー」としてのエストロゲン低下をどう栄養療法で食い止めるか、というテーマなんです。臨床経験から言うと、40〜50代の方で、血液データ・腸内環境・関節痛・睡眠・メンタルを並べてみると、「一つずつの不調」じゃなくて「同じ炎症とバリア破綻が、いろんな臓器に顔を出しているだけ」というケースがものすごく多い。だからこそ、サプリ単品で「どれが効くか」という発想よりも、まずは食事と腸内環境のてこ入れでLPSを減らしつつ、血管と関節の“構造そのもの”をどう守るか、という順番で組み立てると、同じサプリでも効き方がまったく変わる印象があります。

—

読者の方の頭の中って、きっとこんな感じじゃないでしょうか。

– 「更年期だから太るのはしょうがない?」
– 「膝が痛いと運動できない→でも運動しないと体に悪い、どうしろと…」
– 「サプリはいろいろ出てくるけど、何から手をつければいいの?」

ここを整理すると、

1. まず、「何が壊れているのか」をざっくりイメージ
 → 血管のバリア・腸のバリア・関節の軟骨・筋肉量
2. 次に、「何がカタボリック(分解)を進めているか」
 → LPS(腸からの毒素)、慢性炎症、エストロゲン低下によるNO低下
3. そして、「どこから戻すと一番リターンが大きいか」
 → 腸と血管を立て直すと、全身の“栄養と酸素の物流”が良くなる
 → 関節の痛みを減らすと、動ける→運動→筋肉と代謝が戻る

という流れになります。

要するに、

– 腸を整えてLPSを下げる
– グリコカリックスとNOで血管の“シールド”を厚くする
– 関節を保護・再生して「動きやすい体」に戻す

この3つを軸に栄養療法を組み立てると、

「更年期=ただのホルモン不足」ではなく
「全身の老化を巻き戻すチャンスの時期」

として扱える、ということなんです。

だから僕としては、「どのサプリが良いか」より先に、

– 自分の体で今なにが起きているかをイメージできること
– カタボリック/アナボリックのバランスを“デザインする”という発想を持つこと

この2つをまず学ぶべきだと思っています。
その上で、血管・腸・関節という「土台」に効く栄養療法をどう重ねていくかを一緒に考えていきましょう。

また書きますね!

参考にした記事:
「The Estrogen Effect Nobody Talks About | Kiran Krishnan」

The Estrogen Effect Nobody Talks About | Kiran Krishnan

体のサビをほどく「フェロトーシス栄養戦略」

冨田のぞみ · 2026年5月5日 ·

こんにちは、宮澤です。

Kara Fitzgerald, NDによれば、「フェロトーシス」という鉄と脂質の酸化が絡む新しい細胞死が、老化や2型糖尿病、心血管疾患、脂肪肝、認知機能低下の“見落とされてきた共通メカニズム”じゃないかと言われています。この記事では、このフェロトーシスの仕組みと、それを見つけるためのバイオマーカー、そして栄養素を中心とした介入で“治療可能な栄養欠乏症候群”として扱えるかもしれない、という最新の視点が紹介されています(※ウェビナーの案内記事ですね)。

—

僕、昔からSF映画とかで「老化を止める薬」みたいな話が出てくると、つい真面目にメモを取りたくなるタイプでして。
でも現実世界にいると、そんな魔法の薬よりも日常で会う人たちの「ちょっとした不調」の方がずっとリアルなんですよね。

例えば、外来でよくある会話。

– 「健康診断はなんとかOK。でも年々疲れやすいんですよね」
– 「血糖もコレステロールも“少し高め”って言われたくらい」
– 「頭が前より回らない感じがするんですけど、歳だからってことですかね?」

こういうとき、多くの人の頭の中はたぶんこんな感じです。

> 「まあ歳だし、会社のストレスもあるし、仕方ないか」
> 「サプリも気になるけど、何を飲めばいいか分からない」
> 「病気ってほどじゃないから、病院でちゃんと相談しづらい」

この「グレーゾーン」の違和感、実はフェロトーシスみたいな
“静かに進むサビつき”とかなりリンクしている可能性があるんです。

—

ざっくり言うと、フェロトーシスってこういう現象です。

– 鉄(Fe)が多すぎたり、バランスが崩れる
– 細胞膜の脂質が“サビる”(=酸化される)
– その結果、細胞がゆっくり壊れていく
→ これが積もると、代謝・肝臓・心血管・脳にダメージが出る

で、この記事の面白いポイントはここ。

> 「これは単なる“老化の運命”じゃなくて、
> 栄養不足・栄養アンバランスとして“介入可能”かもしれない」

って視点なんです。

—

僕から見ると、フェロトーシスって

– 「体の中で起きている“見えないサビ”」
– それを
– 鉄のコントロール(とりすぎ・蓄積をどう防ぐか)
– 抗酸化システム(グルタチオン、GPX4など)
– 良質な脂質(細胞膜そのものの“素材”)
この3つを軸にケアしていく話

として理解すると、臨床現場の感覚とすごくつながります。

臨床経験から言うと、
検査上は「ちょい高め」「グレー」レベルの人でも、

– フェリチンやトランスフェリン飽和度などの鉄代謝
– 肝機能の微妙な異常
– 酸化ストレスや炎症マーカー
– オメガ3/オメガ6バランス、脂肪酸プロファイル

なんかを総合してみると、

「あ、この人は“早めにサビ取り”を始めたほうがいいな」

というパターンが結構あるんです。

ここで大事なのは、

→ サプリを山ほど飲めばいい
→ 肉を全部やめればいい

みたいな極端な話じゃないってこと。

むしろ、

– 鉄:
– 不必要な鉄サプリを何となく続けていないか
– 赤身肉一辺倒になっていないか
– 献血や検査で“溜まりすぎ”をチェックしているか

– 脂質:
– 揚げ物・加工食品・安い植物油まみれになっていないか
– オメガ3、オメガ9、そして最近注目されているC15:0みたいな
「細胞膜の質を上げる脂」をちゃんと入れているか

– 抗酸化:
– グルタチオンを支える栄養(ビタミンB群、セレン、NAC、
多様なポリフェノールなど)を、食事ベースで取れているか

こういうベーシックな栄養療法を
「老化対策」じゃなくて「フェロトーシス対策」として設計し直すと、
すごく意味がクリアになるんです。

—

顧客の頭の中をもう少し言語化すると、

– 「老化は止められないけど、老け方は選びたい」
– 「薬に頼り切る前に、できることはしたい」
– 「でも、ネット情報が多すぎて何から始めればいいか分からない」

ここに対して、僕が栄養療法で伝えたいのは、

> 「あなたの“サビやすさ”は、検査と栄養設計でかなり変えられる」
> 「フェロトーシスを意識すると、
> “なんとなく健康っぽいこと”から“ポイントを絞った介入”に変わる」

ってことなんです。

だからこそ、

– 鉄・脂質・抗酸化のバランスを
– 検査で可視化して
– 食事と栄養でコツコツ最適化していく

この「地味だけど一番効く作業」を、
もっと多くの人が“学びながら実践”してほしいなと思っています。

「フェロトーシス?なんか難しそう…」
って感じるかもしれないけど、

噛み砕いてしまえば、

> 「体のサビを、鉄と脂と栄養からコントロールして、
> 老化と慢性疾患のスピードを落とす技術」

ってこと。

だから、
アンチエイジングとか、未病ケアに興味がある人ほど、
フェロトーシスと栄養療法はちゃんと学ぶべきテーマなんです。

また書きますね!

—

参考にした記事:
[Ferroptosis & Aging: The Missing Link in Cardiometabolic and Liver Disease](https://www.drkarafitzgerald.com/2026/05/04/ferroptosis-aging-biomarkers-treatment/)

「『欠乏しなければOK』では守れない健康──ビタミンDから学ぶ“栄養を設計する”という発想」

冨田のぞみ · 2026年5月3日 ·

こんにちは、宮澤です。

—

Orthomolecular Newsによれば、ビタミンDの国際的な第一線研究者たちが「現在のビタミンD推奨量や政策は、本当に人々の健康を守れているのか?」をテーマに、2026年5月21日にオンライン公開パネルディスカッションを開くそうです。IOM(医学研究所)の統計的な誤りの指摘、既存ガイドラインの問題点、妊娠・授乳・乳幼児期・免疫・慢性疾患との関係など、ビタミンD研究の最前線を総ざらいし、「どれくらいの血中濃度をどのくらいの摂取で目指すべきか」「公衆衛生の政策をどう見直すべきか」を議論する場になります。オーソモレキュラー医学ニュースサービスは、このイベントを「エビデンスに基づきながらも一般の人にも開かれた対話」と位置づけていて、録画も無料公開される予定です。

—

僕、映画を見るときけっこう職業病が出ます。
病院のシーンがあると、つい「その検査値どうなんだろ」とか「この人、絶対ビタミンD欠乏してそう」とか、余計なことを考えちゃうんですよね。

最近見た海外ドラマでも
・一日中オフィスでPC仕事
・ストレスフル
・太陽ほぼ浴びない
・妊娠中、もしくは小さい子どもがいる
みたいな人がゾロゾロ出てきて、「現実もだいたいこんな感じだよな…」と思いながら見ていました。

実際、クリニックでも
→ オフィスワーカー
→ 妊婦さん
→ 小さいお子さんのママ
→ 慢性疲労・うつっぽさ・アレルギー体質
このあたりの方のビタミンDを測ると、かなりの確率で低い。

でも、みんなの頭の中はだいたいこんな感じです。

– 「ビタミンD?名前は聞いたことある」
– 「日光浴びとけば足りるんじゃないの?」
– 「サプリはなんか怖い」
– 「でも検査するほどのものだとは思ってない」

ここに、今回のパネルディスカッションのテーマがガチっとハマります。
つまり、
「公的な“推奨量”と、実際に健康を守るのに必要な“量”がズレてるんじゃない?」
って話なんです。

—

私から見ると、ビタミンDの問題って「量の問題」じゃなくて「設計思想の問題」なんですよね。

今の多くの公的ガイドラインは
→ 「欠乏さえ防げばOK」
という発想で組まれていることが多い。

でも臨床経験から言うと、
→ 「血中25(OH)Dがぎりぎり欠乏ラインを越えたくらい」
では、
・気分の安定
・免疫バランス
・妊娠・授乳中のトラブル予防
・骨折リスクの低下
こういった“生活レベルで実感できる健康”までは届かないことが多いんです。

栄養療法の視点で見ると、ポイントはすごくシンプルで、

– 食事ガイドライン=「平均的な人が欠乏症にならないための最低限」
– オーソモレキュラー的アプローチ=「その人が最もよく機能するゾーンを探る」

この差なんです。

今回のパネルは、
・統計の取り方の問題(IOMの計算ミスの指摘)
・RCTだけを重視しすぎると現場感覚とズレるよね、という話
・妊娠・出産・授乳の「本当に知りたい」のに一番エビデンスが少ない領域
・「サプリを何IU飲むか」ではなく「血中濃度をどう設計するか」へのシフト
こういうところを一気に議論するので、
「ビタミンDって結局どれくらい必要なの?」
とモヤモヤしている人にはかなりヒントになるイベントだと思います。

僕自身は、
・検査で血中濃度を見て
・ライフスタイル(日光・緯度・服装・仕事環境・妊娠の有無)を聞いて
・必要に応じてサプリで“個別調整”する
というやり方が、一番現実的で安全だと考えています。

「みんな同じ量を飲んでおけば安心」という世界観は、
これからの栄養療法ではたぶん通用しない。

だから、
・ビタミンD=骨のビタミン、くらいの認識をアップデートしたい人
・妊娠や子どもの健康について、自分でちゃんと勉強したい人
・公的ガイドラインをうのみにせず、自分のデータをもとに考えたい人
は、ビタミンDをきっかけに「栄養を設計する」という発想を学ぶべきだと思っています。

最後にポイントだけ整理すると、

– 「日光浴びてれば大丈夫」時代は、ライフスタイル的にもう終わってる
– 「欠乏症にならない」レベルと「ベストパフォーマンス」は全然違う
– 必要なのは
→ 血液検査
→ ライフスタイルの棚卸し
→ 個別の最適量の設計
– ビタミンDは、その入口として学ぶ価値が高い栄養素

こういうことなんです。

また書きますね!

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