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臨床分子栄養医学研究会

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「太陽を“敵”にしない生き方──サプリだけに頼らない栄養療法と光の設計図」

冨田のぞみ · 2026年5月2日 ·

こんにちは、宮澤です。

Orthomolecular Newsによれば、今年で11回目になる「Sunshine Month(サンシャイン月間)」がスタートしていて、日光はビタミンDをつくるためだけじゃなく、体内時計、血管の一酸化窒素、ミトコンドリアのエネルギー産生、ホルモンや代謝まで広く調整する“環境入力”なんだ、というメッセージが強調されています。ここ数十年「紫外線=悪者」としての情報ばかりが先行した結果、人間の歴史的な生活スタイル(屋外で太陽を浴びてきた前提)と、現代の「屋内&ブルーライト生活」とのギャップが慢性疾患の増加につながっているのでは?という問題提起で、オーソモレキュラー(栄養療法)は「安全で効果的な栄養」を使って、そのギャップを埋めていこうという立場です。

—

僕、この前ひさしぶりに昼間の映画館に行ったんです。

外は快晴。
でも館内は真っ暗で冷房ガンガン。
2時間映画を観て、外に出た瞬間に
「あ、体がホッとした感じがする」と同時に
スマホでメールを確認してる自分がいて。

これ、今の僕らの生活そのものだなって思いました。

・移動 → 地下鉄や車
・仕事 → オフィスで蛍光灯とPC
・休憩 → カフェでまたスマホ
・夜 → 部屋でLED照明と動画

こういう1日って、実は
「太陽の光をほとんど浴びてない1日」
なんですよね。

だけど、頭の中はこうです。

> 「日焼けしたくない」
> 「シミが怖い」
> 「紫外線は老化の原因でしょ?」

だから、休日も
→ 日傘
→ 日焼け止め SPF50
→ 長袖
→ 念のため帽子

ここまでフル装備すると、
もはや「完全防御」。

結果として起きているのが

– なんとなくのだるさ
– 朝起きられない
– 気分が落ちやすい
– 肩こり・頭痛
– 太りやすい

で、みんなこう考えるんです。

→ 「運動不足かな」
→ 「ストレスかな」
→ 「歳のせいかな」

もちろんそれもあるんだけど、
もう一つ見落とされているのが

「太陽不足」

なんです。

—

私から見ると、今回のSunshine Monthのメッセージって、実は「日光の話をしているようで、栄養療法の本質の話」をしていると感じます。栄養療法って、サプリを足すテクニックではなくて、本来の人間の設計図に戻す作業なんですね。ビタミンDをサプリで補うことも大事だけど、それだけじゃなくて「太陽の光そのもの」が、体内時計・ホルモン・エネルギー産生を一括でチューニングしてくれる。だから僕の臨床経験から言うと、ビタミンDのサプリを飲むだけの人と、「朝の太陽+栄養改善」をセットで取り入れる人とでは、睡眠の質やメンタルの安定感、ダイエットの進み方が明らかに違うんです。日光を“敵”として避け切るのではなく、「いつ」「どれくらい」「どの部位」に浴びると自分の体が一番ご機嫌かを知っていく作業こそが、栄養療法の実践なんだと僕は思っています。

—

ここから、もう少し「顧客の頭の中」を整理してみます。

多くの人の本音って、こんな感じじゃないでしょうか。

– シミは作りたくない
– でも、元気にはなりたい
– サプリは飲んでるけど、いまいち変化がわからない
– そもそも何からやればいいか、よくわからない

ここに対して、僕がよくお伝えしているシンプルな整理はこれです。

1. 太陽は「0か100か」じゃない
– 焼けるまで海辺で寝る → やり過ぎ
– 一日中、室内&日焼け止めフル装備 → 引きすぎ
→ その“間”を探すのが現実的ってこと

2. 「時間帯」と「部位」をコントロールする
– 朝〜午前中のやわらかい光を
顔・腕・足に10〜20分当てる
– 真夏の正午は長時間を避ける
– シミが怖い人は、顔はUVケアしつつ
腕・足・首筋で日光を受ける
→ 「全部守るか全部捨てるか」じゃなく、設計できるってこと

3. 太陽+栄養=セットで考える
– 日光だけ浴びて、
・タンパク質不足
・加工食品多め
・マグネシウム不足
だと、ビタミンDもうまく働きづらい
– 逆に、サプリだけ飲んで
太陽ゼロだと、体内時計もホルモンもズレたまま
→ 光と栄養は、ペアで効くってこと

4. 「なんとなく不調」は太陽不足サインのことが多い
– 朝、起きるのがしんどい
– 午後になると頭がボーっとする
– 夜、変に目が冴える
そんな方に
「まず1〜2週間、毎朝10分だけ外に出てみて」
とお願いすると
→ 睡眠と気分がかなり変わるケースが多いんです

ここで重要なのは

「太陽を浴びろ」という根性論ではなく
「太陽をどう“設計”するか」

なんです。

—

栄養療法的に整理すると、太陽ってこういう存在です。

– ビタミンDを作る“原料”
– サーカディアンリズム(体内時計)の“リセットボタン”
– 血管を拡げて血流をよくする“スイッチ”(一酸化窒素)
– ミトコンドリアを元気にする“外部チャージャー”

つまり、

太陽を適切に使える人ほど
→ サプリや治療の「効き」も良くなる

ってことなんです。

僕のところに来る方でも

– サプリはすでにたくさん飲んでいる
– でも、症状はガチッと改善しない

というケースが本当に多い。

問診で生活パターンを聞いていくと

– 平日はほぼ太陽ゼロ
– 休日もショッピングモールか家

みたいなことがよくあります。

そこで

– 朝の5〜15分の外光
– 昼のちょっとした散歩
– 夜はスマホ時間を短くして照明を落とす

これを「栄養療法の一部」としてセットで提案すると、
血液データだけでは見えない部分が、スッと改善していくんです。

—

だから僕は、栄養療法を学びたい人・実践したい人ほど

→ 太陽との付き合い方を学ぶべき

だと思っています。

「何mg飲めばいいか」より前に
「どう生きれば、身体が正しく働くか」という設計がある。

その設計図のなかで
– ビタミンD
– マグネシウム
– オメガ3
– ビタミンC …

みたいな栄養素・サプリが
“ピース”としてハマっていくイメージです。

・太陽を完全に避ける生活
・サプリだけでなんとかしようとする発想

この2つは、どちらも人間の設計図からズレてる。
僕はそう考えています。

「日焼け=悪」か「太陽神話」か、どちらか極端に振れるんじゃなくて

– 自分の肌質、体調、ライフスタイルを踏まえて
– 太陽と付き合う“自分なりのルール”をつくる

そのプロセスこそが、栄養療法の実践であり、
一生モノの健康スキルになっていくはずです。

また書きますね!

一般

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