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「サプリより先に“太陽”を処方しよう──オーソモレキュラーで考える、賢い日光との付き合い方」

冨田のぞみ · 2026年5月2日 ·

こんにちは、宮澤です。

Orthomolecular Newsによれば、現代医療がどれだけ発達しても「慢性疾患が減らない」背景には、そもそもの前提条件=環境要因が満たされていないことがある、その代表が「日光」だ、という話が紹介されています。日光はビタミンDをつくるだけじゃなく、体内時計の調整、血管での一酸化窒素の働き、ミトコンドリアのエネルギー産生、ホルモンバランス、代謝の調整など、全身のシステムを“司令塔的”に整える入力だという視点です。リスク(皮膚がんなど)だけを強調する今までのメッセージから一歩進んで、「個々人に合わせた、賢い日光との付き合い方」を学ぼう、というのが、第11回 Sunshine Month(サンシャイン月間)の趣旨とのこと。オーソモレキュラー医学としては、「安全で効果的な栄養療法」の一部として、日光+栄養をセットで再定義しよう、という流れなんですね。

—

僕、実は昔かなりのインドアで、休日の最高の贅沢が「カーテン閉めてNetflix三昧」でした。
朝からパジャマのまま、コーヒーだけ飲んで、気づいたら夕方。
ふと窓の外を見たら、既に日が暮れてて、「あ、今日一歩も外出てないじゃん」みたいな。

で、その頃って、なんとなく気分も落ちやすいし、
寝つきも悪いし、朝も起きづらいし、肩もこるし、ずっと疲れてる。

でも当時の僕の頭の中って、だいたいこんな感じでした。

– 「疲れた → サプリで栄養足そう」
– 「眠れない → メラトニンとかマグネシウムかな」
– 「気分が上がらない → セロトニンっぽいサプリかな?」

全部「サプリでなんとかする」発想。
この時点で、外に出て日光浴びる、って選択肢がほぼないんです。

でも、ある時たまたま海外の論文と、このOrthomolecular系のニュースを読み込んでいくうちに、
「あれ、僕がサプリで必死に補おうとしてるもの、かなり日光由来じゃない?」
と気づいたんですね。

そこから、僕の中の優先順位がガラッと変わりました。

—

僕から見ると、「日光」ってサプリで言うと“マルチビタミン+マルチホルモン+体内時計リセット剤”をまとめて一気にとるような行為なんです。臨床でも、血液検査でビタミンDが低くて、睡眠・メンタル・代謝・慢性疲労・頻繁な風邪…みたいなセットで抱えてる人って本当に多い。で、栄養(Dやマグネシウム、オメガ3など)を整えつつ、「日中の屋外」「朝の光」「夕方のちょい散歩」をセットで変えてもらうと、薬を増やさなくても、体調全体の“ベースライン”が上がるケースがかなりあります。もちろん紫外線のリスク管理は必要だけど、「怖いから基本は避ける」がデフォルトだと、人間の設計図そのものとズレていく。僕の結論としては、日光は「敵ではなく、正しく扱うべき強力な味方」で、その力を活かすためにこそ、オーソモレキュラー=栄養療法を学んで、身体側の準備(栄養状態・抗酸化力・代謝)を整えるのが筋だと思っています。

—

じゃあ、読んでくれてるあなたの頭の中はどうなってるか?を、ちょっと想像してみると…

– 「日焼けしたくない → できるだけ日陰・日焼け止めフル装備」
– 「ビタミンD足りないって聞く → とりあえずサプリ買う」
– 「忙しくて外出る時間ない → 通勤とコンビニの往復だけ」
– 「肩こり・寝つき悪い・朝しんどい → 年齢のせい/仕事のせい」

たぶん、こんな感じの人、多いと思うんです。
で、ここに僕がよく使う“整理の図”を重ねると、こうなります。

—

■ 健康の土台は、「サプリ」より前に「環境入力」

身体への大きな入力って、ざっくり言うと

– 光(太陽光)
– 空気(呼吸・酸素)
– 水
– 温度
– 食事(栄養)
– 体の動き(運動・姿勢)
– 情報(ストレス・感情)

この中で、現代人が一番極端に減らしてるのが
→「光(特に自然光)」なんです。

言い換えると、

– 室内でLEDを浴び続ける生活
 =「ずっと薄暗い曇り空の中で、夜だけやたらまぶしい」世界にいるようなもの

– これでは体内時計も、自律神経も、ホルモンも、エネルギー産生も
 うまくスイッチのオン・オフができない

で、その結果として出てくるのが、

→「なんとなくの不調のフルコース」

なんです。

—

■ 日光は「ビタミンD製造機」以上のもの

よくある誤解は「日光=ビタミンD」。
もちろんそれも大事なんですが、それだけじゃもったいない。

日光がやっていることを簡単に並べると…

– 体内時計のリセット
→ 朝の光で「一日24時間のスタートボタン」を押す
→ 夜のメラトニン(睡眠ホルモン)も“ここ”から逆算される

– 一酸化窒素(NO)の放出
→ 血管を広げる・血圧を整える・血流を良くする
→ 「なんか頭がスッキリする」「肩こりが軽い」につながる

– ミトコンドリアの活性
→ エネルギー産生の工場に火を入れるイメージ
→ 「朝からちゃんとエンジンがかかる身体」をつくる

– 自律神経・ホルモンバランス
→ 日中の交感神経、夜の副交感神経の切り替え
→ コルチゾール(ストレスホルモン)のメリハリをつける

– ビタミンD
→ 免疫・骨・筋力・メンタル・ホルモン…を底から支える栄養

こうやって見ると、

「日光浴びない=これ全部にブレーキかけてる」

ってことなんです。
ビタミンDだけサプリで足しても、体内時計も血流もミトコンドリアも放置、だと、
やっぱり“何か足りない”感じになりやすい。

—

■ 「栄養療法 × 日光」で何が変わるか

僕が栄養療法の相談を受けるとき、
血液検査の数値とかサプリ以前に、こんなことを確認します。

– 朝、起きてから何分以内に太陽光を浴びていますか?
– 平日の屋外時間は、一日トータルでどれくらい?
– 日光に対して「肌がんリスク>メリット」というイメージを持っていませんか?

この3つ全部が「ヤバいくらい低い」人が、本当に多い。
で、そういう人にやってもらうのは、

– 朝:起きて30分以内に、5〜15分でいいから外で光を浴びる
 (窓越しじゃなく、直接の光)

– 昼:ランチのとき、スマホいじりつつでいいので外へ出る
 (歩ければベストだけど、立ってるだけでもOK)

– 夕方:帰り道に、1〜2駅分だけ歩いてみる
 (西日でも十分「今日が終わる合図」になる)

これを「サプリ+食事改善」と同時にやってもらうと、

→ 寝つきが自然に良くなった
→ 変な時間に目が覚めにくくなった
→ 朝のダルさがマシになった
→ 気分の浮き沈みが少しマイルドになった

こういう変化が出てくる人が、かなりの割合でいます。

ここでポイントなのは、

– 栄養だけでもダメ
– 日光だけでも足りない

ということ。
体は「環境の入力+その材料(栄養)」の両方が揃って初めて、設計図どおりに働く。
オーソモレキュラーって、本来そういう“環境込みの栄養設計”の話なんです。

—

■ だから、「日光と栄養」をセットで学ぶべき

多くの人の頭の中には、

– 健康対策 = サプリ・運動・食事 をどうするか

で終わっていて、

– 「光環境(太陽光 vs 人工光)」をどう設計するか

が、すっぽり抜け落ちていることが多いんですね。

でも、「慢性疲労」「なんとなくの不調」「メンタルの揺れ」「睡眠の質の悪さ」って、
実はこの“光の設計ミス”から生まれてることが、相当ある。

だから僕としては、

– 日光のリスクだけを怖がるフェーズから
– 日光の「設計」と「栄養サポート」を学んで、自分の武器にするフェーズへ

ここにシフトしてほしいと思っています。

ちゃんと学べば、日光は「老化を早める敵」じゃなくて、
「あなたの身体の設計図を思い出させてくれる、強力な味方」になります。

そしてその力を100%使いこなすためにこそ、
栄養療法=オーソモレキュラーを学ぶ意味が出てくる、
僕はそう考えています。

また書きますね!

一般

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