こんにちは、宮澤です。
Diane Ridaeusによれば、ガバペンチン(Neurontin)はもともとてんかんや帯状疱疹後の神経痛、レストレスレッグス症候群に対して承認された抗てんかん薬だけど、実際には「痛み」「不眠」「不安」「うつ」「アルコール離脱」などにオフラベルで大量に使われているとのこと。短期的には役立つケースもある一方で、長期になるほど「体重増加・認知機能低下・転倒や骨折・心血管イベント・自殺念慮・呼吸抑制・腎毒性」などのリスクが積み上がり、依存や乱用、離脱症状(けいれんや幻覚など)が問題になっているそうです。特に高齢者やアルコール使用歴がある人では有害事象が増えることが大規模コホートで示されていて、「オピオイドの代わりに安全」というイメージだけで長期投与するのはかなり危うい、というメッセージなんですね。
僕、昔から医療ドラマや映画を観ていると「薬1錠で全部解決!」みたいなシーンが気になっていて。
現場でそんな魔法薬ないよな…と突っ込みながら観てます。
で、日常でも似たことが起きていて。
・寝れない → とりあえず睡眠薬
・不安 → とりあえず抗不安薬
・痛い → とりあえず鎮痛薬 or ガバペンチン
こんな感じで、「とりあえず1個足す」発想になりやすい。
家に物が増えすぎて、片付かない人の部屋みたいな状態です。
でも、部屋が散らかっているときに本当に必要なのって、
→ 収納を増やすことより
→ 何が要らないかを見極めて、減らすこと
だったりしますよね。
薬も同じで、「もう増やさなくていいような身体の土台」をどう作るか?
ここで出番になるのが、栄養療法なんです。
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## 映画じゃなくて、現実世界では「土台」が9割
例えば、慢性的な神経痛や不安でガバペンチンを飲んでいる人の頭の中って、だいたいこんなイメージです。
– 「薬を減らしたいけど、痛みが怖い」
– 「やめたら不安が爆発するんじゃ…」
– 「とはいえ、このまま一生この量はイヤ」
– 「そもそも、自分の体がどうなってるのかよく分からない」
ここにいきなり「じゃあガバペンチンやめましょう」は現実的じゃない。
やるべき順番は、
1. 体と脳の“栄養環境”を整える
2. 痛み・不安を栄養と生活習慣で少しでも下げておく
3. その上で、必要なら医師と相談しながら減薬プラン
この「1と2」をすっ飛ばして減薬だけすると、リバウンドみたいにツラくなって、「やっぱり薬しかない」となりがちなんです。
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## 僕から見ると、「ガバペンチンありき」じゃなくて「脳と神経の材料を揃える」のが先
私から見ると、今回のガバペンチンの記事は「薬のリスクを知ろう」で終わらせるんじゃなくて、「じゃあ、薬に依存しすぎないための土台作りに、具体的に何ができるの?」まで考えるきっかけにすると価値がある、と思っています。
栄養療法の視点でいうと、ガバペンチンが使われる症状って、かなりの割合で「神経と脳の材料不足」「エネルギー産生の不具合」「炎症」が絡んでいることが多いんですね。ざっくりいうと、
– 神経伝達物質の材料不足
→ タンパク質不足、ビタミンB群不足(特にB1,B6,B12)、マグネシウム不足など
– ミトコンドリア(細胞の発電所)の不調
→ 鉄・CoQ10・カルニチン・アルファリポ酸などの不足、血糖コントロール不良
– 慢性炎症
→ オメガ3不足、加工食品・糖質過多、腸内環境の乱れ
こういう「土台トラブル」があるところに、ガバペンチンで神経の興奮だけを抑え続けると、
→ 症状の‘音量’は一部下がる
→ でも、原因そのものは残ったまま
→ しかも長期副作用という新しい問題が積み上がる
って構図になりやすいんです。
栄養療法的には、少なくともこんな方向性で「土台作り」をしておくと、
ガバペンチンへの依存度を下げられる可能性が高まります。
### 1. 神経の材料をきちんと入れる
– 毎食のタンパク質を「手のひら1枚分」を目安に
→ 肉、魚、卵、大豆製品、プロテインなど
– ビタミンB群を意識して増やす
→ レバー、卵、魚、全卵、緑黄色野菜、サプリBコンプレックスも選択肢
– マグネシウム
→ ナッツ、海藻、豆類+必要に応じてマグネシウムサプリ(酸化Mg以外がおすすめ)
### 2. 炎症と血糖スパイクを抑える
– 白いものを減らす(白米・白パン・砂糖たっぷりの飲み物)
– 食事の順番を
野菜 → タンパク質 → 炭水化物
にするだけでも血糖はかなり安定しやすい
– オメガ3脂肪酸を増やす
→ 青魚(サバ・イワシ・サンマ)、亜麻仁油、えごま油、魚油サプリなど
### 3. 睡眠を「薬だけに頼らない方向」に少しずつ寄せる
– 寝る2時間前からスマホのブルーライトをカット
– 寝る3時間前までに夕食を終える
– アルコールで寝つく習慣をやめる(短期的に寝れても、睡眠の質は落ちる)
これを全部一気にやる必要はなくて、
→ まず「タンパク質を増やす」
→ 次に「夕食時間を早める」
くらいの一歩で十分なんです。
栄養療法って、決してストイックな健康マニアのためだけのものじゃなくて、「薬を減らしたいけど、やめるのが怖い」人のための“逃げ道を増やす技術”ってことなんですよね。
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## 臨床経験から言うと、「減薬の成功率」は栄養状態にかなり比例する
臨床経験から言うと、ガバペンチンに限らず、
精神薬・睡眠薬・痛み止めを減らしたい人を見ていると、
– 栄養状態がボロボロ(貧血・低アルブミン・低亜鉛・重度のビタミンD欠乏 etc.)
– 炎症マーカーが高い
– 低血糖気味でフラフラ
という人ほど、減薬のときの離脱症状がキツくなりやすいです。
逆に、
– 食事とサプリで数カ月かけて栄養状態を底上げ
– 睡眠のパターンを整える
– 軽い運動でミトコンドリアを少し鍛えておく
こういう準備期間を取った人は、同じ量を減らしても「波はあるけど、耐えられる範囲」で乗り切るケースが多い。
つまり、
→ 減薬のしやすさ = その人の“栄養の貯金残高”
ってことなんです。
なので、ガバペンチンの長期リスクを知ったからといって、
今すぐやめる/続けるの二択で悩む必要はなくて、
1. まず自分の栄養状態・生活習慣を見直して“貯金”を増やす
2. 信頼できる医師・専門家と相談しながら、少しずつ薬への依存度を下げる設計をする
この二段構えをイメージしてもらえたら十分です。
だから僕は、「ガバペンチンは危ないからダメ」という話ではなくて、
「長期で付き合うなら、自分の体の土台(栄養・睡眠・炎症コントロール)をちゃんと学んで、薬に振り回されない選択肢を増やそう」というスタンスでいます。
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また書きますね!
参考にした記事:
「Gabapentin Long-Term Effects: Potential Benefits & Risks」
https://www.alternativetomeds.com/blog/gabapentin-long-term-effects-potential-benefits-risks/

