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現在の場所:ホーム / セミナー / コロナの2年間で起こったこと、これから間違いなくおこること

コロナの2年間で起こったこと、これから間違いなくおこること

宮澤賢史 · 2022年1月2日 ·

明けましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願い致します。
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お正月、ゆったり過ごされていますか?ゆっくりしていると、頭が冴えて次々といろんなことがひらめきます。今日は今後の栄養療法の方向性の話です。
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コロナ禍の2年間は、経済の二極化が進んだそうです。富裕層の世帯数は2013年以降一貫して増えているのに、Yahooニュースは、コロナの影響で生活が苦しいという記事ばかり。中間層の人がどんどんいなくなっているんです。
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これは、知識社会に適応できない人の収入が増えないために起きている状況です。

知識を持っている人、上手く使える人とそうでない人の差は10年前から結構あったのですが、直接あっての営業とか、店頭でのパフォーマンスとか、プレゼントの手渡しとか、そういう物質社会の良い面を出す機会が激減したため、差が顕著に現れたんです。

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その差を分けているのは知識です。どんなビジネスが順調で、どんなビジネスがジリ貧か、完全に分かれています。同じもの作りでも、「はじめに物ありき」で売っている場合はジリ貧、知識に基づいて作られた物を売っている場合は順調。
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例えば僕が去年買った青いiMac。

カラーバリエーションが選べるようになったのでノリで買ったのですが、恐ろしく早いです。動画編集も問題なし。マイクロチップが変わるとこんなに変わるのね。
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今までApple社は、パソコンの心臓部であるマイクロチップをインテル社から供給してもらっていたのですが、ついに自社開発に成功しました。設計段階からMacのOSに最適化できたようで、その結果CPU性能は85パーセント、グラフィックス性能は最大2倍です。このインパクトは大きく、Appleの時価総額(会社の規模)は値上がりを続け、世界1位を独走中です。
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反対にインテル社の株は今年ピークから25%も落ちました。独占的な供給元から、下請けに成り下がったためです。ユーザービリティ含む様々な知識を集約してチップを設計したAppleに、まず製品ありきでやってきたインテルはなす術がなくなってしまいました。
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サプリの業界も同じです。
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10年前まではサプリ会社が実権を握っていました。
その時はインテルと同じく「まず商品ありき」だったから。
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アメリカで話題になった栄養素とか、日本で解禁になった成分とか、そういうのを決めてキャンペーンを張り、それに消費者が追従する。
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それが当たり前でした。
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でも今は違います。特に海外では臨床現場での経験をフィードバックした、明らかに治療を意識したサプリメントが数多く出るようになりました。
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例えば、Davinci LaboのCandida away

  • マグネシウム(カンジダのアセトアルデヒドを分解する酵素の補酵素)
  • セルラーゼ(カンジダのバイオフィルムを破壊する酵素)
  • カプリル酸、グレープフルーツシード(抗真菌作用)
  • ベタインHcl(胃のpHを下げて抗菌作用を持つ)
  • ベルベリン(腸管の炎症抑制)
    ​


と、まさにプロがカンジダ除菌に使うプロトコールをこの1本で再現しています。このような医療者や患者のニーズを組んで、臨床経験からのフィードバックを盛り込んだ知識集約型のサプリが今の主流になりつつあります。
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まず製品ありきで、なんとなく販売したサプリは全く売れず、抗酸化、デトックス、ファスティングなど明らかな目的を持つ知識集約型のサプリはバカ売れ。
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以上の例からもわかるように、この二極化は知識の差です。この2年で知的所有者に向けて、そうでない人から急速にお金の移動が起きました。
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おそらく、今年からその流れはますます強くなっていくでしょう。
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では、今後はどうなるのか?
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僕の予測は「製品と知識が分離する」です。
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今年以降、栄養療法業界に関してはますます効率化が進むでしょう。
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今後もオンライン診療は伸びるでしょう。リモートでの診療やカウンセリングがますます増えるでしょう。
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現在個別で診療所が行なっている検査は検査センターに集約されるか、郵送でできるキット化がすすむでしょう。
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サプリメントはクリニックで在庫を持つことがなくなり、処方内容を伝達したサプリ倉庫からの直送が主流になります。
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その結果どうなるか?
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医師やカウンセラーは、検査やサプリを売る商売から、自分の診察やカウンセリングなどの知識にチャージするようになります。
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(サプリで利益を得るのではなく、サプリの処方せんの料金をもらう、検査を売るのではなく、検査結果の説明にチャージするようになります。)
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医師はサプリや検査といった物質的なものを扱う必要がなくなり、その概念だけを頭に入れておけば診療できるようになります。頭脳とラップトップがひとつあればどこでも仕事ができるようになるでしょう。
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なんていい時代なんでしょうか!
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但し、問診から患者さんの具合悪さの原因を探り、検査を選び、出てきた検査結果を元に、治療方針や推定治療期間を説明できるような知識を持っていればですが。
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もちろん、食事や心理的なバックアップなど、知識を提供するのが仕事のカウンセラーには、非常にいい時代になるでしょう。
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さらに言えば、あと数年以内に実現するであろうVR(仮想空間)はこの流れを加速させるはずです。
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Appleの開発が今のペースで続けば、今年後半にmacの画像処理速度は現在の20倍を超えるそうです。仮想空間に診療所やカウンセリングスペースが出現するのにそう時間はかからないでしょう。
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同時通訳機能は標準装備になり、誰でも世界の栄養療法医やナチュロパス、カウンセラーと話をすることができるようになるかもしれませんね。
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というわけでまとめると、自分の知識で勝負できる人はこれから最高の時代を迎えます。今後、価値感がますます知識偏重になっていくからです。
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(仮想空間なんて夢でしょうと思っている方、去年フェイスブックの会社名が仮想空間を表すメタに変わったのご存知ですか? 家にいながらディズニーランド体験ができるのはもうすぐです)
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p.s. 実践講座を受講された方、研究会の方へ。
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ご安心ください。元々うちの方向性は、かなり知識偏重だから。すでに去年にもその兆しは見えていたと思いますが、世界は間違いなく我々の方に向かって流れています。今後も一緒に知識をブラッシュアップしていきましょう。
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p.p.s. 実践講座に入ろうかどうか今まで様子見てた方へ。
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実践講座は栄養療法のプロフェッショナル養成講座です。サプリを作ったり、特定のサプリの公認をしたりしていませんので、「初めに製品ありき」の考え方に染まらず、知識集約型の考え方を身につけていただけます。
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知識集約型を行なっているところはまだ少ないです。栄養外来を行うにも、カウンセリングで独立するにしても、あと2、3年は競争優位性が保てるので今のうちに実績を作り、業界でポジションをとることをお勧めします。
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講座期間は半年間ですが、実際に栄養療法のフレームワークを自在に使えるようになるのに平均で1年半〜2年ほどかかる方が多いです。
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お考えの方は、どうかお早めのご決断を。
​
​https://www.bunshieiyou.com/

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