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「がん治療は“量”より“リズム”がカギ:高濃度ビタミンC点滴を『攻撃フェーズ×回復フェーズ』で設計する新しい時間栄養の視点」

冨田のぞみ · 2026年2月18日 ·

こんにちは、宮澤です。

Orthomolecular Newsによれば、高濃度ビタミンC点滴(HDIVC)をがん治療に使うとき、「どれだけ(量)」入れるかだけでなく、「いつ・どのくらいの間隔で」入れるかという“時間設計”がとても重要じゃないか、という新しいフレームワークが提案されています。12時間あけて2回ビタミンC点滴を打つ「Dual-Pulse(デュアルパルス)」というやり方で、がん細胞の“酸化ストレスへの弱さ”を立て続けに突きつつ、そのあとにビタミンや栄養、NAC・αリポ酸などで“からだの修復フェーズ”を意図的につくる──酸化(攻撃)フェーズと抗酸化(回復)フェーズを時間で分けてサイクルさせる、という考え方です。まだ臨床のエビデンスはこれからですが、システム生物学的にみると「ピーク血中濃度は必要条件。でも、頻度とタイミングを最適化しないと本当のポテンシャルは出ないよね」という、かなり理にかなった仮説として提示されています。

—

僕、最近Amazonプライムで古い医療ドラマを見直してたんですけど
あの世界ってだいたい「1回の大手術でドラマチックに全部解決!」みたいな構図になってますよね。

でも現実のからだって、もっと地味で、もっと“リズム”なんですよね。

・寝る時間ちょっとズレただけで翌日の集中力ガタ落ち
・夜更かし続いたら、風邪ひきやすくなる
・ストレスが続いたあと、どっと疲れが出るタイミングがある

全部「量」じゃなくて「タイミング」と「パターン」で、からだが揺さぶられてるってこと。

がんに対する高濃度ビタミンC点滴も、従来は
→「週2〜3回」「とりあえず高用量」
という“外来で回せる範囲”で組まれていた現実があって、

そこに今回の記事は
→「がん細胞が酸化ストレスからどのくらいのスピードで回復してるか」
→「その回復が終わる前に、もう一発、時差攻撃できないか」
という“時間軸の発想”を持ち込んでいるわけです。

僕らの日常でいうと、

・ダイエットで「総カロリー」だけ気にして、
 いつ食べてるか(夜中か、朝か)を完全に無視してるパターンとか
・勉強で「何時間やったか」だけ数えて、
 集中力のピーク時間帯を使えてないパターン

あれとすごく似ていて、

同じ「量」でも
→ いつ入れるか
→ どんな間隔でくり返すか
→ そのあと回復する時間をどう設計するか

ここを意識できるかどうかで、結果がぜんぜん変わるんです。

—

私から見ると、このDP-HDIVCの面白いポイントは「常に抗酸化すればいいわけじゃない」と、はっきり線を引いているところなんです。

多くの方の頭の中って、だいたいこうなってます↓

– がん=悪者
– 抗酸化=体にいいもの
– だから「常に」抗酸化サプリを飲んでおけば安心、みたいなイメージ

でも、記事で語られている発想はむしろ逆で、

1. 「狙ったタイミング」で
 高濃度ビタミンCを使って、がん細胞に“強い酸化ストレス”を与える(攻撃フェーズ)

2. そのあと「時間をあけて」
 NAC・ALA・ビタミン・ミネラルなどで“からだ自身の回復力”を支える(回復フェーズ)

3. この「攻撃→回復」のサイクルを、
 がん細胞の“回復スピード”より速いテンポでくり返す

っていう、かなり戦略的な「オンとオフ」の切り替えなんですね。

臨床経験から言うと、栄養療法がうまくいく人って

– 足りない栄養を「一気に大量に入れる」より
– ライフスタイルに合わせて「リズムを整えるように入れる」

ここを一緒に考えられた人なんです。

例えば、

・朝にタンパク質を入れると、一日の血糖コントロールが楽になる
・夜中の糖質をやめるだけで、炎症マーカーが落ちる
・寝る直前のスマホをやめると、サプリの効き方まで変わる

これって全部、「何を」より「いつ」の問題。

DP-HDIVCもそれと同じで、

→ 高濃度ビタミンCそのものは、もう何十年も前から使われている
→ でも「いつ」「どの間隔で」入れると、がん細胞の回復力を上回れるのか
 という“時間設計”は、ほとんど手つかずだった

そこにメスを入れにいっている、という意味で
僕はこのフレームワークを「がん栄養療法の次の論点を出してくれた提案」だと感じています。

もちろん、まだプレプリントの段階で
「標準治療の代わりになる」とか「これさえやればOK」とはとても言えません。

でも、

– がんを「突然変異のかたまり」だけじゃなく
– 代謝・ミトコンドリア・酸化還元バランスが破綻した“システム全体の病気”

としてとらえ、

そこに

→ 栄養
→ 解毒
→ 代謝調整
→ ミトコンドリアサポート

を組み合わせながら“タイミング”まで設計していく発想は、
今後の栄養療法全体にも通じる考え方だと思っています。

—

ここまで読んで、

「なんか難しい話になってきたな…」
と感じた方もいると思うので、あえて超ざっくりまとめると、

– 栄養療法は「何mgとればいいですか?」の世界じゃなくて
→ 「いつ」「どんなリズムで」「どんな状態のときに」入れるかが超大事
– がんに限らず、
→ ダイエットも
→ メンタルケアも
→ ホルモンバランスも
結局は“リズムの病気”として見ると整理しやすい
– だからこそ、サプリの種類だけを暗記するんじゃなく、
→ からだの「時間」と「回復のパターン」を学ぶべき
ってことなんです。

「サプリ何を飲めばいいですか?」
も、もちろん大事な質問なんですけど、

これからの時代に本当に差がつくのは

→ 何を飲むか + いつ飲むか + どういう周期で続けるか

この“時間設計”を自分で考えられるかどうか、だと僕は思っています。

その意味で、今回のDP-HDIVCのような
「時間を意識した栄養療法」の考え方は、がん治療だけじゃなく、

・慢性疲労
・糖尿病
・動脈硬化
・うつや不安

こういった“長く続く不調”と向き合ううえでも、
かなりヒントが多いフレームワークなんじゃないかなと感じています。

だからこそ、
僕たちは「栄養の量」を学ぶだけじゃなく、

→ からだのリズム
→ 酸化と抗酸化のバランス
→ 攻撃フェーズと回復フェーズの切り替え方

こういった“時間栄養学・リズム設計”を一緒に学ぶべきなんです。

また書きますね!

一般

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