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「名医より“治るカラダ”をつくる――手術成功を左右するのは、テクニックより栄養と代謝だった」

冨田のぞみ · 2026年3月13日 ·

こんにちは、宮澤です。

Orthomolecular Newsによれば、手術の成否は「執刀医の腕」だけではなく、患者さん自身の栄養状態・酸化ストレス(レドックスバランス)・血管や血液の状態によって大きく左右される、という話が紹介されています。とくに歯科インプラント(骨とインプラントがくっつく“オッセオインテグレーション”)はその良いモデルで、ビタミンD・C・マグネシウム・ビタミンK、不良な血糖コントロールなどが骨の付き方や傷の治りに影響している、と。要するに「手術は局所のテクニックではなく、全身の生化学的なコンディションの問題でもある」という視点で、術前・術後に栄養や代謝を整える“システム医療”が重要だよ、という内容です。

—

僕、昔から医療ドラマとか手術シーンが出てくる映画が好きで。
大抵クライマックスで「名医が華麗なオペをして一発逆転!」みたいな展開になるじゃないですか。

でも現場を知れば知るほど、ああいう「神の手」ストーリーって、かなりのファンタジーだな…と思うんです。

現実はもっと地味で。

・同じ術式
・同じ病院
・同じ執刀医

でも

→びっくりするほど回復が早い人
→傷がなかなか治らない人
→感染や合併症を起こしてしまう人

が、はっきり分かれるんです。

で、ほとんどの患者さんの頭の中はこうです。

「手術が上手い先生に当たるかどうか」
「最新機器がある病院かどうか」

ここまでは気にするのに、

「自分の栄養状態」
「血糖やビタミンD、マグネシウムがどうか」

は、ほぼノーマークなんですよね。

でも、この記事のテーマそのままなんですが
手術って「ものすごくコントロールされた“ケガ”」なんです。

身体からすると、
・メスで切られる
・血が出る
・組織が損傷する

全部「大事故」と同じ扱い。

だから、その後に必要なのは

→酸化ストレスを処理する力
→コラーゲンや骨を作り直す材料
→新しい血管を作るチカラ
→血を固めすぎず、でも止血もちゃんとできる仕組み

つまり、「栄養」と「代謝」と「循環」です。

テクニックだけじゃなくて、
その土台となる“からだの環境”が問われるってことなんです。

—

私から見ると、この記事は「インプラントや手術に限らず、慢性不調も同じ構造だよ」という話にそのままつながります。

臨床経験から言うと、
インプラントのトラブルや、手術後の傷の治りが悪い人を詳しく見ていくと、

・ビタミンDが思いっきり低い
・マグネシウム不足
・ビタミンCの摂取が圧倒的に少ない
・血糖がいつも高め(HbA1cがじわっと高い)
・慢性的な炎症(脂っこい食事・砂糖・ストレス過多)

こういうパターンがかなりの確率で出てきます。

つまり、

テクニックの問題ではなく
「生化学的な地盤沈下」が起きているってこと。

なのに多くの人は

「サプリは気休めでしょ?」
「術後に栄養なんて、ヨーグルトとゼリー食べてればいいんじゃない?」

と本気で思っている。

でも、からだの側から見れば、
ビタミンCもDもマグネシウムも、
ぜんぶ“治すための部品”なんです。

部品が足りない状態で、
「最新型の手術ロボットです」って言われても、
完成する“作品”(=治癒)はどうしても限界がある。

だから栄養療法って
・美容のオマケ
・サプリ好きの世界

じゃなくて、

→傷の治り
→骨のくっつき
→感染への強さ
→合併症リスク

こういう“ガチの医療アウトカム”に関わる話なんです。

—

もう少し「顧客の頭の中」を整理すると、

患者さんが思っていること:
– とにかく手術がうまくいけばOK
– 術後は安静にしていれば回復するはず
– 栄養は「とりあえず食べていれば大丈夫」
– サプリ=美容かダイエット目的

でも現実は:
– 手術は「スタートライン」に過ぎない
– 回復速度も合併症リスクも「栄養・代謝・血管」で変わる
– 日本人はビタミンD・マグネシウム・ビタミンCなどが普通に不足気味
– 糖代謝が乱れている人は“傷が治りにくい環境”に住んでいる

ここにギャップがあるわけです。

そのギャップを埋めるには、

●手術やインプラントの前から
 →ビタミンD(血中25(OH)D)をチェックして補う
 →ビタミンCを意識して増やす(食事+必要ならサプリ)
 →マグネシウムをしっかりとる(豆類・ナッツ・海藻+サプリ)
 →糖質過多を減らして血糖の乱高下を抑える

●術後も
 →「食べられれば何でもいい」ではなく“治癒用の栄養”を意識
 →炎症と血栓リスクを上げる食事(揚げ物・甘いもの・超加工食品)を控える

こういう視点が必要なんです。

—

僕の結論としては、

・手術もインプラントも「職人技」だけど
・仕上がりを決めているのは「材料」と「工場の電源状態」

ってこと。

材料=栄養
電源=ミトコンドリアとレドックスバランス
工場=あなたのからだ

外科医は「職人」ですが、
職人がどれだけ優秀でも、
サビだらけの鉄と、足りないネジと、不安定な電源しかなかったら
最高の作品は作れない。

だから、テクニックの話だけじゃなくて
「自分のからだの環境づくり」を学ぶべきなんです。

これが、僕が栄養療法を「オプションじゃなくて、医療の土台」として扱いたい理由です。

また書きますね!

一般

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