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リアルタイム更年期ケア:ホルモン波を読み解く栄養戦略

冨田のぞみ · 2026年1月29日 ·

こんにちは、宮澤です。

先日、「Kara Fitzgerald, NDによれば…」という形で紹介されていたウェビナー告知を読んだんですが、要はこういう内容です。更年期・周閉経期のホルモンって、血液検査を数ヶ月に1回ポンと測るだけだと“瞬間の一枚写真”にすぎず、本当の姿が見えにくい。そこで、Miraという在宅ホルモンモニタリングツールを使って、エストロゲンやFSHなどを連続的に追いかけると、診断の精度が上がるし、HRT(ホルモン補充療法)の効果判定や調整もしやすくなる。実際の症例とサイクルチャートをもとに、「リアルタイムでホルモンを見ると、こんなふうに意思決定が変わるよ」という具体的なケーススタディをやりますよ、というのがこの記事の主旨なんです。

僕、ついこの前もNetflixで家族ドラマを見ていて、「お母さんが急にイライラして家族に当たってしまう」みたいなシーンに妙にリアリティを感じてしまって。臨床でも、40代後半〜50代前後の女性が「仕事も家もそこそこうまくいってるのに、心と体がジェットコースターみたいで自分じゃないみたい」と話してくれることがすごく多いんです。でも、その状態で病院に行って、採血を1回だけして「ホルモンは年齢相応ですね、様子みましょう」で終わるケースも少なくない。これって、映画の1シーンだけ切り取って「はい、この人はこういうキャラです」と決めつけるようなもので、本当はもっと波があって、背景があって、日によって全然違う顔をしているのに…という違和感をいつも持っていました。

僕から見ると、更年期のホルモンって「毎日値札が変わる株価」みたいなもので、月1回の株価チェックだけで投資戦略を立てるのは、さすがに無謀だよね、って感覚なんです。臨床経験から言うと、患者さんの頭の中はたいていこんな感じです。
→「夜中に何度も目が覚める」
→「イライラしたくないのに夫や子どもにキツくあたってしまう」
→「検査すると“異常なし”って言われる」
→「じゃあこのツラさは気のせい?メンタルの問題?」
このギャップを埋めるのに、リアルタイムなホルモンデータ+栄養療法の組み合わせは、かなり強力なツールだと思っています。

ここから栄養療法の話に自然に入りますが、僕がやっていることをざっくり書くと、

– からだ全体の「ホルモンを作る・運ぶ・代謝する」インフラを整える
– そのうえで、必要ならHRT(ホルモン補充)やサプリを“狙って”足す
– できるだけ「感覚」と「データ」を合わせていく

ってことなんです。

顧客(患者さん)の頭の中を、もう少しリアルに想像してみると…

– 「ホットフラッシュがいつ出るか分からない」
– 「会議の大事な場面で汗が噴き出したらどうしよう」
– 「寝つきが悪いから、明日の朝もボーッとしてミスしそう」
– 「とりあえずサプリはいろいろ飲んでるけど、何が効いてるのか分からない」

こういう“見えない不安”が渦巻いている状態なんですよね。

ここにリアルタイムのホルモンモニタリングを乗せると、頭の中のモヤモヤが、少しずつこう変わっていきます。

→「この週はFSHが高めで、寝つきも悪くなるパターンだな」
→「このタイミングで、糖質を控えめにして、マグネシウムとビタミンB群を厚めに入れておこう」
→「エストロゲンが下がり気味の時期は、気分の波も出やすいから、予定の詰め込みすぎを避けよう」

つまり、「なんとなくしんどい」から「この時期の私のパターンはこれ」というふうに、セルフマネジメントができるようになっていくんです。

栄養療法的に見ると、更年期ケアの土台はすごくシンプルで、

– 良質なタンパク質(ホルモンの原料)
– オメガ3脂肪酸(炎症とメンタルの安定)
– ビタミンB群・マグネシウム(ストレス耐性と代謝)
– 食物繊維と発酵食品(腸内細菌とエストロゲン代謝)

これを「ただなんとなく」じゃなく、「自分のホルモンの波に合わせて微調整する」って発想がポイントなんです。
ここに、Miraみたいな在宅モニタリングでFSHやエストロゲンの変化をリアルタイムに確認できると、

– 「あ、今は体が頑張って卵巣を叩いてる(FSH↑)時期だから、睡眠とストレスケアを手厚くしよう」
– 「この1ヶ月、HRTを変えた結果、ホルモンの波が落ち着いてきてるな。じゃあ栄養面はこのまま継続」

といったふうに、「手応えのある自己管理」がしやすくなる、というイメージです。

臨床経験から言うと、更年期世代の方がほんとうに欲しいのは
「若い頃のホルモン値に戻すこと」じゃなくて
「これから何が起こるか、だいたい読めていて、対処のカードを自分で持てている感覚」
なんです。

そのためには、

– 点(年1の健診や採血)じゃなく、線(経時的なデータ)でホルモンを見ること
– データに振り回されず、「自分の体感」と「生活パターン」とセットで理解すること
– そして、土台としての栄養・睡眠・ストレスマネジメントを“地味に継続”すること

この3つを、できる範囲でいいから押さえておくのが大事だと僕は思っています。
だからこそ、「ホルモン検査を増やすかどうか?」より前に、「自分のホルモンの波を言語化して、栄養と生活を微調整するスキル」を学ぶべきなんです。
検査は、そのスキルを後押ししてくれる“ナビゲーションツール”くらいに考えると、すごく使いやすくなります。

また書きますね!

参考にした記事:
[Is Infrequent Serum Hormone Testing Failing Peri- & Menopause Care? A Real-Time, Case-Based Guide](https://www.drkarafitzgerald.com/2026/01/28/webinar-hormone-testing-menopause/)

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