こんにちは、宮澤です。
ATMC Teamによれば、この記事のクライアントさんは、到着時にはひどい頭痛や体のだるさ、食欲不振、動悸・胸の締めつけに加えて、強い不安とパニック発作に苦しみ、さらには飲み始めたばかりの抗不安薬(Xanax)を「すぐにやめたい」という状況だったそうです。最初は西洋医学寄りでホリスティックな治療に半信半疑だったものの、解毒プログラム、栄養、自然の中の散歩やセラピー、スタッフや他の入所者との関わりを通じて、少しずつ「感情の安定」「症状の軽減」「自己信頼」「希望」「身体の力強さ」が戻ってきた。薬に頼らずに感情が整い、自己肯定感やリーダーシップも取り戻し、「全身リセットされた感じ」で退所後もヨガ・自然散歩・栄養・セラピーなどセルフケアを続けていく、と前向きに語っているのが印象的でした。
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### 映画とコンビニで気づいた「栄養のドラマ」
僕、昔からメンタル系の映画が好きで。
「薬飲めば全部解決」みたいなストーリーって、よく出てきますよね。
で、映画を見終わったあと、ふらっと深夜のコンビニに行くとするじゃないですか。
レジ前には
・エナジードリンク
・強い眠気覚ましのドリンク
・カップ麺
・甘い菓子パン
だいたいこのセットが並んでる。
僕はそれを見ながら、心の中でこういう「矢印」を描いてしまいます。
– 寝不足 → カフェインでごまかす
– だるさ → 砂糖と脂でドーピング
– 不安 → お酒か薬でなだめる
– 食欲落ちる → とりあえず食べやすい加工食品
これ、映画の中で描かれる「主人公の苦しみ」と、
コンビニに立つ僕らの日常が、実は同じライン上にあるってことなんです。
心がつらいとき、
僕らの頭の中はこんな感じになりがちで…
– まず「症状」を消したい(不安・動悸・頭痛・イライラ)
– 次に「今この瞬間」をなんとかしたい(今日の仕事、明日のプレゼン)
– そして「根本原因」はあと回し
→ 結果として、
「薬」「カフェイン」「砂糖」「アルコール」に手が伸びやすいんです。
でも、この記事のクライアントさんみたいに、
「薬をすぐにやめたい」「でも不安もつらい」っていう状況に立たされたとき、
初めて「栄養」「解毒」「環境」といった“土台”に目を向けざるを得なくなる。
僕自身、臨床で
・パニック持ちで朝は缶コーヒー2本
・昼は菓子パンとカップ麺
・夜は晩酌+睡眠薬
というパターンの人を何人も見てきましたが、
この「食と生活」のラインを修正しないまま、
薬だけいじっても、なかなか安定しないんです。
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### 栄養療法って、結局なにをするの?
ざっくり言うと、
> 「脳とメンタルがちゃんと動くための材料と環境を整える」
これが栄養療法なんです。
もっと具体的に言うと、
– 足りないものを補う(タンパク質、鉄、亜鉛、ビタミンB群、オメガ3…)
– 要らないものを出す(重金属、腸内毒素、慢性炎症の原因)
– 脳をいじめる生活習慣を減らす(血糖スパイク、寝不足、過度なカフェイン)
この3本柱。
ATMCの事例でいうと、
・デトックス(解毒)
・食事・サプリメント
・自然、運動、セラピー
・薬の減量サポート
が組み合わさって「積み重なる回復」をつくっている感じですね。
ポイントは、
– 一気に人生を変える「魔法の一撃」じゃなくて
– 毎日1ミリずつ回復する「地味な積み木」
ってこと。
この記事の人も
「Every moment felt like I got a little better and stronger」
って言ってますが、
栄養療法ってまさにそれで、
毎日のご飯・睡眠・呼吸・サプリ・少しの運動の「1ミリ」が積み上がって、
ある日ふと、「あ、前みたいにしんどくないかも」って気づくパターンが多いんです。
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### 僕から見ると:栄養は「メンタルの下地処理」
僕から見ると、
栄養療法って、家を塗装する前の「下地処理」みたいなものなんです。
・カウンセリング
・認知行動療法
・コーチング
・薬物療法
これらは「表面の色を変えるペンキ」に近い。
もちろん重要だし、きれいに塗れれば人生はかなり変わる。
でも、
– 壁がボロボロ
– カビだらけ
– ひび割れだらけ
の状態だと、
どんな高級なペンキを塗っても、すぐにはがれる。
栄養療法がやっているのは、
– 壁をきれいに洗う(解毒)
– ひびを埋める(不足栄養素の補充)
– 湿気を減らす(腸内環境・炎症コントロール)
→ つまり、**「脳と身体という“土台”を修理する作業」**なんです。
臨床経験から言うと、
・血糖がジェットコースターみたいに乱高下している人
・鉄欠乏で常に酸欠みたいな脳の人
・腸内環境が乱れて炎症だらけの人
こういう状態で、
「不安を受け入れましょう」
「マインドフルネスを」
と言われても、正直かなりきつい。
土台がグラグラのまま、
「メンタルだけで踏ん張れ」は無茶振りなんです。
だから僕は、
・薬をやめたい人
・薬は使ってもいいけど、なるべく減らしたい人
・メンタルの波をもう少し穏やかにしたい人
には、
> 「まず栄養と生活の“下地”を一緒に整えよう」
と提案します。
薬を否定するわけじゃない。
僕も、必要なときに薬があるのは命綱だと思ってます。
でも、
薬だけを“主役”にしてしまうと、
自分の回復力や選択肢を見失いやすい。
この記事のクライアントさんのように、
・自分の感情を取り戻す
・リーダーシップ(自己決定感)を取り戻す
・体の力強さを取り戻す
このプロセスには、やっぱり「栄養+解毒+環境調整」という“地味な積み上げ”が必要で、
そこを学び始めた人から、ちゃんと回復の物語が変わっていくなと感じています。
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### じゃあ、僕らは何から学ぶべきか?
読者の方の頭の中を、ちょっと想像してみると…
– 病院でもらった薬は飲んでる
– でも根本的に良くなってる気はしない
– 副作用も気になる
– 仕事も家事もあるから、倒れるわけにはいかない
– 正直、栄養とか考える余裕もない
→ でもどこかで「このままは嫌だ」と思っている
そんな感じじゃないかなと思います。
そこで、
いきなり完璧なオーガニック生活を目指す必要はなくて、
– 「今日のコンビニでの選択」を1個だけ変える
– 「カフェインの量」を把握してみる
– 「タンパク質」を今より10gだけ増やす
– 「夜更かし」を週1回減らす
このレベルでOKなんです。
栄養療法のゴールは、
> 「自分の脳と心がどうやって動いているか、ざっくり理解して、
> そのスイッチを自分で少しずつ調整できるようになること」
だから、**栄養を“知識”として学ぶべき**なんです。
– 栄養=ダイエットのためのカロリー計算
じゃなくて、
– 栄養=メンタルを支える“設計図”
として学ぶ。
この記事のクライアントさんは、
治療を通して「セルフケア」「栄養」「自然」「ヨガ」などを自分で選び取りながら、
薬なしでも感情が安定する土台をつくっていった。
僕らも、
今いる場所からいきなりATMCのような施設に行かなくても、
– 自分の食事パターンを知る
– 必要な検査(鉄、ビタミンD、亜鉛、血糖など)を確認する
– 少しずつ生活の「1ミリ修正」を重ねる
ここから始めればいい。
栄養を学ぶってことは、
自分のメンタルの「取扱説明書」を手に入れていく作業なんです。
だからこそ、
症状に振り回されない生き方をしたい人ほど、
薬の前に、あるいは薬と並行して、
**栄養と生活という“土台づくり”を学ぶべき**だと僕は思っています。
また書きますね!
参考にした記事:
[I had begun taking Xanax and wanted to stop it immediately…](https://www.alternativetomeds.com/blog/i-had-begun-taking-xanax-and-wanted-to-stop-it-immediately/)

