• Skip to primary navigation
  • Skip to main content

臨床分子栄養医学研究会

あなたのサプリが効かない理由教えます

  • コース一覧
  • もう一本読む?
    • 分子栄養学基礎マスターコース 食事とサプリメント編
    • 分子栄養学の基礎 検査と根本原因
    • 分子栄養学アドバンス・コース
    • まごめじゅんの栄養講座
  • サクセスパス
    • 治療方針を決める
    • 必要な治療と順番を決める
    • 検査を行って確認する
    • 治療の実際
  • ごあいさつ
  • 受講者の声
    • 医療関係者
    • 一般の方
  • クリニック紹介
    • 分子栄養学の検査・治療を受けられるクリニック
    • 指導認定医・認定医一覧
    • 認定指導カウンセラー
    • 認定カウンセラー
    • PNTトレーナー
  • 会員サイト
    • 総合案内
    • 研究会会員サイト
    • 第26期会員サイト
  • Show Search
Hide Search
現在の場所:ホーム / アーカイブ宮澤賢史

宮澤賢史

必要な治療と順番を決める

宮澤賢史 · 2019年11月1日 ·

前回は「ステップ1_治療方針を決める」ということをお話ししました。

さて、大まかな治療方針が決まったら、次はそれを達成するために必要な治療とその順番を決めていきます。

私は栄養療法や分子生物学、栄養学のテキストを30冊以上持っていますが、そのうちほとんどは「病気を診ずに人を診よ」などの信念的な事と、95%の人が読み飛ばすビタミン代謝の化学式などに多くのページを割いています。

これらは本当はすごく重要なのかもしれませんが、ここを読んでいるあなたはそれを求めていないでしょう。求めているのはもっと実用的ですぐつかえる知識に違いありません。私も「まずは自分に向き合う」といった抽象論は好きではありません。

ですから、図やチャートを用いて、理論に沿って治療方針の決定をする方法をご紹介することにしました。この方法のよいところは再現性です。理論通りに進めれば、だれがやっても同じ治療法にたどり着けるはずです。

これは私が普段の治療に用いている治療ピラミッドです。過去の経験から、治療内容と治療の順序を大きく5つにわけました。

一番上は脳機能の治療。神経伝達物質の調整や、脳の細胞膜の抗酸化治療が含まれます。2番目のエネルギーというのはミトコンドリア機能改善です。3番目はホルモンバランス調整です。同じホルモンの中でも優先順位があり、下の副腎からアプローチしていきます。4番目は解毒(デトックス)治療で、臓器としては特に肝臓をケアしていきます。一番下は腸内環境および体内の炎症を抑える治療になります。

ポイントは、上の段の要素は下の段の要素の影響を受けやすい事です。だから、原則的にこれら5つの治療は下の段から行っていきます。

ピラミッドのように下から積み上げていく感じです。下の段の治療がうまくいっていないのに上の段の治療だけをやると、崩れてしまいます。

疲労疾患に必要な治療とその順番

例えば、疲労疾患の治療方針は、ミトコンドリア機能改善でした。しかし、ミトコンドリア機能だけに目を向けると失敗します。上から2段目のエネルギー(ミトコンドリア機能)には、3段目の副腎や甲状腺ホルモンが影響しています。

また、エネルギーを生み出す体内の回路は、4段目の要素「重金属」(特に水銀やヒ素、鉛)などによって容易に機能低下を起こします。だからもし重金属が貯まっているなら、ミトコンドリア機能を改善するために重金属のデトックス(解毒)治療が必要になります。

ミトコンドリア内でエネルギーを生み出すクエン酸回路は、ヒ素、水銀、アルミニウムが体内に貯まると簡単に止まってしまいます。

さらに、5段目の要素「腸内環境」が悪いとミトコンドリアを動かすのに必要なミネラル類の消化吸収がうまくいきません。

このように、2段目のミトコンドリア改善のためには、2,3,4,5段目の全てにアプローチしなくてはならない可能性があります。

免疫系疾患に必要な治療とその順番

免疫系疾患に必要な治療は、免疫の正常化と副腎疲労の改善です。

これだけ多くの人が花粉症になっている事実は多くの日本人の免疫機構が大変なことになっている、と言うことを示しています。特に問題なのは腸内環境です。

腸には抹消の免疫の60%が集中していますので、食生活が悪かったり、腸が炎症を起していれば当然のように免疫異常を起こします。腸内環境改善は免疫を正常化させるのに絶対必要な治療です。

ちなみに、2番目に免疫が集中している場所はどこでしょうか?

それは、咽頭です。扁桃腺は巨大な組織ですが、それは鼻と口、両方から入ってくる異物を見分け、せき止める関所の役割を担っているからです。

咽頭部の炎症を抑えるのは免疫系疾患の治療に欠かせないファクターです。

このように、体内の隠れた炎症を見つけ出し治療するのは治療計画の中でも優先的に行われるべきで、治療ピラミッドの第5段目にあたります。

次に免疫系疾患治療に必要なのは副腎アプローチです。

治療ピラミッドの法則にしたがうと、3段目の副腎疲労改善のためには、4段目、5段目の治療が必要になります。重金属解毒にはかなりの副腎に負担がかかるし、体内に隠れた炎症がある場合、これも副腎からコルチゾールが24時間出っ放しになります。

精神系疾患に必要な治療とその順番

精神系疾患の治療方針は脳神経伝達物質のバランス調整です。

ウイリアム・ウォルシュ博士は20年、2800人のうつ病患者の分析から、うつ病患者の脳内の状態を大きく5種類に分けました。

彼は脳内の生化学状態を調べる事で、5つの分類のどこに当てはまるのか、そしてどのような治療をするのかを明確にしました。

これは大変重要な事ですが、その前にやらなくてはならないことがあります。

ここまで読み進めていたら、もうお分かりだと思いますが脳の治療ピラミッドは最上部の第1段目にあります。つまり、脳はミトコンドリア、副腎、甲状腺、デトックス、腸内環境など全ての影響を強く受けます。

ミトコンドリアの働きが低下することが原因でおこる病気をミトコンドリア病と呼んでいて、 多くは生まれながらにしてミトコンドリアの働きを低下させるような遺伝子の変化を持っている方が発症します。

物事を見聞きしたり、理解する能力など「脳」の機能と、心不全、運動障害など「筋肉」の機能が主に障害を受けます。ミトコンドリアは特に脳と筋肉に多いため、ミトコンドリア機能の低下は脳と筋肉に症状が出やすいです。(昔ミトコンドリア病は「ミトコンドリア脳筋症」と呼ばれていました)

また、ホルモンとの関係も大きいです。脳は視床下部-下垂体-副腎軸によって副腎と強く結びついていますし、甲状腺機能低下症でうつ症状が出るのは有名です。

そして重金属やその他の毒素に脳はとても弱いです。マグロに多く含まれるメチル水銀は、体が必要なアミノ酸メチオニンと勘違いして、腸から容易に取り込まれ、脳神経や脂肪細胞に貯まっていきます。

さらに、腸内環境と脳機能が相関している事はもう半ば常識的に語られるようになりました。腸内細菌は迷走神経を通して脳に信号を送っています。また、グルテンが腸粘膜に働きかける事で起こるリーキーガット症候群は、同時にリーキーブレイン(脳血液関門の破たんのこと)をも引き起こすことが明らかになってきました。

つまり、精神系疾患の治療をするためには、神経伝達物質の調整治療(第1段目)の他に、炎症を抑え、腸を治して(第5段目)、デトックスをして(第4段目)、副腎ケアを行い(第3段目)、ミトコンドリア機能を改善させる (第2段目) ことが必要なのです。

アルツハイマー病の栄養による根本治療で一躍脚光を浴びたデール・プレデセン博士の治療法を記した「アルツハイマー病真実と終焉」は脳機能改善を栄養で行うすべての人にとっての必読書です。

プレデセン博士はアルツハイマー病を3種類に分類しました。炎症による1型タイプ、栄養、ホルモン不足による2型タイプ、水銀やカビ毒が脳に蓄積して起こる3型タイプです。

アルツハイマー病やその前段階の初期認知症が疑われる場合、まず最初にすることは3型のうちどのタイプなのかを見抜く事です。タイプがわかれば、治療法と順番が見えてきます。

アルツハイマー病の場合は、ピラミッドの2段目~5段目を順序良く治療する事で、第1段目に効果があらわれてくるのです。

ちなみに、この治療法はアルツハイマーだけでなく、全ての脳疾患の人に応用できます。脳機能をあげるため、受験生にも推奨できる治療です。

このようにして、治療方針が決まり、治療の順番のめどがついたら、実際にその治療を行うべき原因が本当に存在するのか、検査をして確かめていきます。

次のステップ3は実際の検査についてです。

STEP3:検査を行って確認する

治療方針を決める

宮澤賢史 · 2019年11月1日 ·

私が行っている診療についてご説明します。

宮澤医院を受診される方の多くは「慢性疲労」など疲労性疾患、
「アトピー」「リウマチ」「掌蹠膿疱症」「脱毛」など免疫疾患、
「うつ」「ADHD」「発達障害」など精神疾患の方です。

これに当てはまらない、高血圧や糖尿病といった疾患にももちろん栄養療法は有効です。ただし、上に挙げた疾患は現在薬で完治が難しく、薬の副作用がでやすいなどの問題が多く、栄養が特に効果を発揮しやすい分野です。

サプリメントを摂る事は目的ではない

栄養療法クリニックを受診したり、いろいろな治療を試しているのにも関わらず上手くいっていない人や、思うような結果が得られていない人が増えています。

よく見るのは、サプリメントを摂る事が目的?と思えるくらい大量のサプリを摂っている人です。しかも、現在進行中でどんどん増えていっています。

サプリを摂る事が楽しみだったり、生き甲斐だったりする人もいるかもしれませんが、通常、健康状態が戻るにつれ必要なサプリは減っていくはずです。

栄養療法をうまくいかせる治療方針は「最終的にサプリが要らなくなる体作り」です。

血液データをよくする事は目的ではない

確かに栄養状態には個人差があるため、血液検査を行って足りない栄養を知ることは重要です。しかし、それはあくまでも手段です。

それなのに、いつの間にか血液データをよくする事が治療方針になっている人がとても多いです。

自覚症状と血液データで見る栄養状態は多くの場合一致しません。

データを見たら、「鉄と亜鉛とビタミンDが足りない」だけでなく、「なぜ鉄や亜鉛やビタミンDが足りないんだろう?」と考えてください。

多くの場合は栄養素の摂取不足が原因ではないのです。

なにも考えずに足していくとサプリは際限なく増えていきます。

足りない栄養の原因を考えよう

「アカパンカビ」というカビを知っていますか?
様々な生物実験で頻繁に使われるカビの一種です。

このカビは自分が生きるために必要な栄養素をすべて自分でまかなえるため 「完全栄養生物」 と呼ばれます。

このカビは進化のたびに、自ら栄養を作り出す機能を捨てていきました。

じつは、栄養を自分で作るのは体にとって大きな負担です。周りの環境に豊富に果物があれば、ビタミンCを作らなくても済むかもしれません。

トヨタが車の部品を一から作るのをやめてから大会社になったように、生物の進化とは、自ら栄養を作るシステムの断捨離と言えます。

結局、カビから数億年を経て進化したヒトは多くの栄養素を作れなくなりました。 このように栄養がないと生きられない動物を「従属栄養生物」といいます。

ヒトの栄養素には必須脂肪酸、必須ミネラル、必須アミノ酸、ビタミンなど、栄養には「必須」と名のつくものが多いです。

これらは全て体内では作れず、食物として外部から取り入れる必要があります。

つまり、ヒトは究極の「従属栄養生物」なのです。

人間という生き物は、生まれながらに食事、環境の変化、ストレス、感染症などで大きく栄養バランスを崩しやすい宿命を持っています。

つまり、何が言いたいかというと「人は従属栄養生物だから、足りない栄養素に着目すると病気の根本原因がわかる」ということです。

根本原因を見ずに足りない栄養をサプリを補うだけでは、治療効果が頭打ちになったり、サプリを減らしたら症状が逆戻りしたりします。

しかし、根本を治療していけば、サプリで過剰な栄養を摂らなくても体内の代謝が回るようになってきます。

栄養療法のゴールは「サプリが要らない体になる事」「何でも食べられる体になる事」です。

これを忘れないでください。

治療方針は病態から決める

じゃあ実際にはどのように方針を立てるのか?
私の方法を説明していきます。

おおまかな治療方針を決めるには自分の病態を知る必要があります。まずは、自分の病態が次の栄養療法が効果的な3つの分野のどれにあたるのかを確認しましょう。


  • 「疲労系」その名の通り、疲労を主訴とする疾患(不妊症もここ)
  • 「免疫系」 リウマチやアトピーなど、通常ステロイドが用いられる疾患
  • 「精神神経系」統合失調症、うつなど神経伝達物質が問題になる疾患

栄養療法を行うときの考え方の枠組み

宮澤医院を受診する患者さんの殆どは上の3つの分野のどれかに当てはまります。

大事な事は、病態がわかればセットで治療方針も決まるという事です。

疲労系はミトコンドリア機能障害

慢性疲労の症状は体のエネルギー不足で現れます。では体のエネルギーはどこから作られるのでしょうか?

人は37兆個の細胞から成り立っています。その細胞一つ一つの中には、 ミトコンドリアが 数百個〜数千個も含まれていますが、これがエネルギーを作る工場です。このミトコンドリアの働きが低下していたり、ミトコンドリアが働くための栄養が不足していると「疲れやすい」という症状が出てくるのです。

そこで、疲労を主訴とする疾患のことを「疲労系」疾患と呼ぶことにします。「免疫系」「精神神経系」の疾患は通常診断がつきやすいのに対して、「疲労系」疾患は原因不明とされている事が多いです。また、効果的な薬がほとんどない事も疲労系疾患の特徴です。疲労系疾患の治療方針はミトコンドリア機能の改善です。

「疲労系」の疾患を疑ったら、ミトコンドリア機能を評価すると同時に、疲労を起こしうる疾患の鑑別をしていきます。

慢性疲労症候群では重症なほど、ミトコンドリアの性能が落ちていることがわかっていますが、他にも 若い人に多い起立性調節障害、鉄欠乏性貧血など、疲労を症状とする疾患はみんな「疲労系」疾患と考えてよいでしょう。

また、甲状腺と副腎はミトコンドリアに大きな影響を与えています。だから、甲状腺機能低下症や副腎疲労症候群も「疲労系」疾患と考えます。


  • 副腎疲労症候群は、臓器レベルでは副腎の問題ですが、全身症状は「疲れやすい」、細胞の状態は「ミトコンドリア機能低下」です。
  • 甲状腺機能低下症は、臓器レベルでは甲状腺の問題ですが、全身症状は「疲れやすい」、細胞の状態は「ミトコンドリア機能低下」です。
  • 鉄欠乏性貧血は、臓器レベルでは、赤血球の問題ですが、 全身症状は「疲れやすい」、細胞の状態は「ミトコンドリア機能低下」です。

つまり、慢性疲労、副腎疲労、起立性調節障害、甲状腺機能低下、貧血は、臓器レベルで考えると一見別々の疾患ですが、全身症状は「疲労」で共通しており、細胞レベルでみると「ミトコンドリア機能の低下症」とひとくくりにできます。

病態が「疲労」である疾患は「ミトコンドリア機能改善」が共通の治療方針になります。

ミトコンドリア機能の低下と慢性疲労症候群の重症度が比例する

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2680051/

もちろん、副腎疲労では副腎ケア、甲状腺機能低下症では甲状腺ケア、慢性疲労症候群では感染症のケアが必要ですが、細胞単位で考えた場合にはこれらの疾患にはミトコンドリア機能改善という共通項があるということになります。

線維筋痛症も疲労症状が出ますが、体の痛みを伴うため免疫系疾患としての側面も持っています。このように、2つの病態にまたがっている場合もあります。

上記の表に入れていませんが、不妊症は疲労系疾患です。なぜなら、卵子は体内でミトコンドリアを一番多く含む細胞だからです。つまり、妊娠にはエネルギーが必要です。

不妊症をチャートで見るとこのようになります。

不妊症対策で重要なのはミトコンドリア機能とホルモンバランス、そして自律神経の過緊張をとる事なのです。

「疲労系疾患」

  • 慢性疲労症候群
  • 起立性調節障害
  • 鉄欠乏性貧血
  • 甲状腺機能低下症
  • 副腎疲労
  • 線維筋痛症
  • 不妊症
  • その他、疲労を伴う疾患

癌、アルツハイマー病、パーキンソン病、統合失調症、糖尿病、非アルコール性脂肪性肝炎など、いくつかの疾患と症状がミトコンドリアの機能不全と関連する事がわかっています。必ずしも疲労症状がなくとも、ミトコンドリアを治療する事はいつでも重要です。

免疫系疾患は免疫を正常化させる

関節リウマチやアトピー性皮膚炎などはステロイドや免疫抑制剤を数年~数十年にわたり継続して使用する事が多く、完治が難しい病気です。このような免疫異常による病気を「免疫系」疾患と呼びます。免疫系疾患の治療方針は免疫の正常化です。

関節リウマチは、臓器レベルでは関節の問題ですが、根本病態は「免疫異常」です。アトピー性皮膚炎は、臓器レベルでは皮膚の問題ですが、根本病態は「免疫異常」です。自己免疫疾患の根本病態は「免疫異常」です。

免疫系疾患の特徴は、治療にステロイドや免疫抑制剤が用いられる事です。ステロイドは強い抗炎症効果、および免疫抑制効果を持っています。

免疫疾患は免疫の正常化が根本治療です。そのためには、免疫を抑制せず、むしろ向上させることで一時的に体内で戦いが起き、その結果免疫が学習し、最終的に免疫寛容をおこさせる必要があります。

関節リウマチに対して、軟骨成分である非変性Ⅱ型コラーゲンサプリメントを投与する治療はその典型例です。

免疫寛容と免疫抑制は全く異なるものです。ステロイドを使用して免疫を抑制している間は免疫寛容は起きません。

免疫系疾患を起こす人は長年炎症が続いていることが多く、副腎が疲労しています。だから体内で十分なステロイドを作れないため、アトピーなどでは特によくみられるのですが、つまり炎症が長引くのです。

そういうこともあり、免疫系疾患の治療方針は免疫の正常化と副腎機能の回復になります。

免疫系疾患

  • アトピー性皮膚炎(免疫低下で炎症がいつまでもおさまらない)
  • 関節リウマチ(関節に対する自己免疫)
  • その他の膠原病
  • セリアック病(腸の粘膜に対する自己免疫)
  • グルテン運動失調症(小脳に対する自己免疫)
  • 掌蹠膿疱症
  • 女性の脱毛(毛根に対する自己免疫)

注意:リウマチやアトピーなど、免疫疾患には炎症性疾患という側面も存在します。医学的に炎症を抑制しなければならない状態というのは常に存在します。(例えばリウマチの炎症を止めなけば関節の破壊は進行します。)実際の治療は臨床的な判断が優先されます。

精神系疾患は神経伝達物質調整

うつ病やパニック障害など脳に関わる病気は非常に食事や栄養の影響を受けやすいため、栄養療法の良い適応になります。また、アルツハイマー病は、効果的な治療薬がない典型的疾患であり、やはり栄養療法の有効性が多く報告されています。これらの病気を「精神系」疾患と呼びます。

「精神系」の疾患は栄養療法での改善報告が一番多い分野です。精神系疾患の治療方針は神経伝達物質のバランスをとることです。

脳は、神経細胞間の神経伝達物質によって情報を伝えています。

うつ病の原因仮説はいろいろありますが、ドーパミンやセロトニンなどの神経伝達物質が少なくなってしまうモノアミン仮説が有力なものの一つです。

今使われている多くの抗うつ薬は、この神経伝達物質の不足を補う仕組みです。
例えば、うつ病ではセロトニンが不足しているのが一因なので、セロトニン再取り込み阻害薬というものを使います。

ちなみに栄養療法では、薬の代わりに、セロトニンそのものを増やそうと考えます。脳の中でセロトニンを増やすために、材料と補因子をすべて補うのです。

例えば、「セロトニン」は「トリプトファン」から「5HTP」を経由して脳内で合成されますが、「トリプトファン」から「5HTP」の変換には、補酵素として「鉄」、「ナイアシン」、「葉酸」そして「5HTP」から「セロトニン」の変換には「ビタミンB6」が必要です。

セロトニン不足が疑われる患者さんに対しては、主原料になるたんぱく質に加えてこれらの栄養をサプリメントで摂るというのが、モノアミン仮説に基づいた栄養療法の基本です。

基本の方針が1つだけではなく、2つや3つにまたがる事もあります。

もちろん、実際の病態はもっともっと複雑なのかもしれません。でも病態が複雑になっているほど、単純化して治療の骨子を決める必要があるんです。

いろいろな事をいっぺんにやろうとして失敗したり、自分が今どこにいるかわからなくなったりする方がとても多いです。単純化して一つずつみていくことです。

方針の目途がついたら、次のステップ2に行きましょう。

STEP2:必要な治療と順番を決める

ドーズ・レスポンスの本当の意味

宮澤賢史 · 2019年4月25日 ·

分子栄養学を学んだことのある方なら、だれでも「ドーズ・レスポンス」という言葉を聞いたことがあると思います。

これは直訳すれば「栄養の投与量と反応の関係」です。

分子栄養学において、その反応は正比例の一直線のグラフにはならず、S時のカーブを描がきます(ドーズ・レスポンスカーブと言われています)。

15年前、分子栄養学を習い始めの事に、

「枯れかけている鼻に、スポイトで水をかけてもなかなか生き返らないので、じょうろでたっぷり水をあげましょう。」

「荷車を押すとき、動きはじめにはたくさんの力が要る」

などと説明を受けたことがあります。

個体差とドーズレスポンス

ビタミンは欠乏症を補う最低限の量と、補酵素として働く量があります。
一般に、補酵素としての必要量は欠乏症を補う量の数倍~数十倍になります。

分子栄養学では、補酵素として栄養を使うために、「メガドーズ」と言われるような量を使用することが特徴です。
特に水溶性ビタミンは、個体差によって、また使用目的によって、通常の数百倍の量が必要になることがあります。

特に顕著なのはビタミンCです。

ビタミンCは時に、点滴でしか達成しえない量を投与することがメリットになります。

脳は栄養の影響を受けやすい

ところで、この「個体差とドーズレスポンス」の特徴が一番顕著な臓器をご存知ですか?
答えは

「脳」

です。
脳の特徴について、認知症治療のエキスパート長尾和宏先生が医事新報に記事を書いていらっしゃいますので、一部引用します。

脳はネットワーク臓器なので、細分化手法だけでは当然限界がある。従って、臓器別縦割りに拘らない総合診療的な思考が必須。

私は脳の病気こそが個別化医療の対象だと思う。

がん治療や高血圧治療における使用薬剤の個体差は、せいぜい2~3倍で多くも数倍程度であろう。
一方、がん性疼痛に使用されるオピオイドの至適容量の個体差は、10倍、いや数百倍にも及ぶ。

たとえば繊維筋痛症という病気の疼痛閾値の個体差も百倍単位に及ぶはずだ。

脳というネットワーク臓器の薬剤感受性には想像以上の個体差があるはずだ。

しかもその差は、同一個体であっても病気や日にちや日内でも大きく変動することは容易に想像できる。

しかしそうした個別性を無視した認知症医療には疑問を感じる。

脳の治療こそ、「個体差とドーズレスポンス」が大切なのです。
これは、認知症に限らず、うつや統合失調症など全ての脳疾患に言えます。
さらに、薬を用いた治療でも、栄養療法でも同じことです。

脳だけは特別に扱った方がいい

ところで、すでにお気づきかもしれませんが、脳に対するドーズレスポンスは、最初に述べたドーズレスポンスと違う点が2つあります。
ひとつは、「脳への治療の場合、ドーズレスポンスカーブの閾値のラインが、かなり手前にくる事」もう一つは、「適正量を超えると比較的早期に副作用が出る事」です。

抗うつ薬の副作用の問題がこれだけ騒がれていますので、副作用についてはご理解いただけると思いますが、

「ドーズレスポンスカーブの閾値が、手前にくる」とはどういう意味でしょうか?

実は、先ほど引用させて頂いた長尾和宏先生のお話しは、

「コウノ・メソッド」という認知症の周辺症状を抑える薬物治療法を評価する記事にて書かれたものです。

このメソッドは、開発者の河野先生自らの経験をもとに、新しい診断基準を提唱し、認知症を細かく分類していること、そして、周辺症状を抑えるために、認知症治療薬をガイドラインよりも少量使用することなどが特徴です。

例えば、アリセプトなどは、量を多くしても中核症状をほとんど改善しないのに、周辺症状が悪化するそうです。
ですから、最低限の量をだして、反応を見ながら徐々に増やしていくという考えです。

まさに、個体差とドーズレスポンスを踏まえた方法論であり、その点は非常に素晴らしいと思います。
マニュアルが公開されていますので、ご参考にして下さい。

コウノメソッド2014
名古屋フォレストクリニック
http://www.forest-cl.jp/method_2014/kono_metod_2014.pdf


つまり、脳に対する薬は、「効きすぎに注意しながら、おっかなびっくり増やしていった方がいい」のです。

実際の例

例えば、自閉症の例をみてみましょう。

アメリカ自閉症研究協会が行った患者の両親による治療評価アンケートによると、

自閉症に効果が見られたと両親が評価したサプリメント第1位はSAMe(66%が効果が見られたと評価)ですが、
悪化した(と両親が評価した)サプリメント第1位もSAMe(15%)でした。SAMeは神経伝達物質の代謝を促し、解毒を促進する強力なメチル供与体です。

自閉症児の多くはメチル基が不足していますので、投与により劇的な効果が見られる場合もあります。しかし、外来でSAMeを処方されたお子さんが翌日に、家の車をボコボコにしてしまったという話もあります。SAMeにより興奮性神経伝達物質が増えすぎたために起きた現象です。

これは、「認知症にアリセプトを多く出したら、徘徊がひどくなった」というのと全く一緒の話です。
他にビタミンB12(63%)や、葉酸(42%)も同様に効果が見られる栄養素ですが、これらは全てメチレーション回路を回し、メチル基を作り出します。
ですからこれらの栄養素は、1種類ずつ足しながら、少しずつ増量しなくてはなりません。

デパケンや、テオフィリン等の薬を投与するときは、血中濃度を測定することがあります。
これらの薬は、有効量と中毒量が接近しているため、血中濃度をモニタリングしながらでないと危険なのです。
同様に、脳に対するサプリメントは、効果をモニタリングしながら使うのが安全です。自閉症などの精神疾患に対するメチレーション治療こそ、検査結果をもとに治療サプリや量を決めるべきだと思います。

例えば、HDRI社のメチレーション検査は、葉酸、SAMe、グルタチオン等を測定することにより、体内の回路がどこで滞っていて、それを解消するためにはどの栄養素を使うべきかを教えてくれます。

The Methylation PathwayHealth
Diagnostics and Research Institute
http://www.hdri-usa.com/tests/methylation/

分子栄養学の始まりは、1968年、ポーリングがサイエンス誌に発表した「分子整合精神医学」という論文です。

その中の一節には、こうあります。

他の臓器と比べて脳は 組成している分子化合物や その構造に深い依存傾向がある。

つまり、脳は栄養素が効きやすい臓器だという意味ですが、その気になってみると、「脳に対して多すぎる栄養素は害を及ぼす可能性があるので、気を付けるべき」という注意も含まれているように感じられるから不思議です。

「充分な量を摂って、生体の利用に任せる」
「なるべく少ない量から徐々に使い、モニタリングしながらバランスをとる」

全く異なる治療方針ですが、どちらもドーズ・レスポンスと言えるでしょう。

サプリメント、どうやって決めていますか?

宮澤賢史 · 2019年2月27日 ·

自分の勘やたまたまテレビで見たCM、もしくは、雑誌の広告やネット口コミから、安易にサプリメントを決めることは血糖値を測らないでインスリン注射をすること、血圧を測らずに降圧剤を飲むことと同じです。

臨床分子栄養医学研究会は、近年広く認知されるようになった分子栄養学を元に、貴方にはどのようなサプリメントがあっているのか?を決めるための様々な方法論を研究しています。

分子栄養学の歩き方

分子栄養学(オーソモレキュラー療法)は、サプリメントなどの栄養素で医療効果を得るための方法論です。

今や、日本国内でもサプリメントを扱う医療機関は、個人クリニックを中心にして優に1000は超えており、多くの医師・歯科医師が分子栄養学の理論を取り入れたサプリメント処方を行っています。
この講座では、分子栄養学の基礎を解説しています。

無料メール講座


[btn href=”https://orthomolecularmedicine.tokyo/basic/supplement/kouritsu” class=”flat7″]サプリメントは効率の道具[/btn]

定期的メール配信により、分子栄養学のトピックを中心にお伝えします。

「ビタミンの必要量と個人差について」
「サプリメントは効率の道具である」
「栄養療法の可能性」

「なぜ、血液検査をする必要があるのか」
「ビタミンAの栄養所要量」
「うつ病=低血糖=糖質制限のわな」

「歯科と医科のジレンマ」
「副腎疲労の回復期に注意せよ」

等、興味深い話題が満載です。

[sen]

[btn href=”https://orthomolecularsociety.teachable.com/p/afsbasic” class=”flat7″]副腎疲労私の治し方[/btn]

副腎疲労をどのように考え、どのように治していくのかをご紹介しています。

「副腎疲労は確実に存在する」
「ビタミンの必要量と個人差」
「貴方の副腎疲労もなおせます」
「私の治療法」
「血液検査でわかる副腎疲労」
「ビタミンCの正しい摂り方」
「栄養の消化について」
「重金属が諸悪の根源」

などを定期的に配信します。

無料動画講座

初心者向け

[btn href=”” class=”flat7″]公開を休止しています[/btn]

 

 

 

水銀暴露の原因は魚と歯

宮澤賢史 · 2019年2月26日 ·

様々な環境毒素への暴露は現代人の慢性疲労の大きな原因です。その中でも重金属の影響は大きく、特に、WHOが懸念される主要化学物質のトップに水銀をあげています。ここでは、水銀の歯の詰め物アマルガムと毛髪ミネラルの関係について説明します。

歯科医師ハル・ハギンス(Hal A. Huggins, D.D.S.)は、アマルガムが全身に及ぼす影響に関する第一人者です。彼が初めて見たのは、歯にアマルガムを詰めてから、胸痛、過呼吸、ニキビが出た17歳の少女でした。心臓専門医などからすべて問題なしといわれ、最終的に精神科に入院させられそうになったのです。彼女の母親の要請でアマルガムを除去した後、彼女は劇的に良くなり、博士のもとに1ヶ月5000件ものアマルガムの相談の電話がかかってくるようになったそうです。

アマルガムとは

歯科アマルガムは、金に変わる材料として150年前に開発された歯の詰め物の材料で、水銀を高度に含んでいます。

アマルガムは、一般的には、安定して合金であると考えられており、日本でも2016年までは保険適用の材料として使用されていました。

しかし、様々な研究から、アマルガム中の水銀が絶えず蒸発して体内に吸収されていることがわかってきています。

アマルガムは簡単な刺激で蒸発する

アマルガムの水銀は温度変化(例えばコーヒーを飲む)や簡単な刺激(例えば、ガムをかむ)によって容易に蒸発をおこします。

体温と同程度の加温や消しゴムでこすっただけでも、このように水銀が蒸気化します。

アマルガムの歴史

1820年代にアマルガムがフランスで用いられたのが初めといわれています。

アマルガムは1840年にアメリカ歯科医師会から危険性を指摘され、いったんは使用禁止になりました。

しかし、現在、アメリカ歯科医師会は逆にアマルガムの使用を指示し続けています。

歯科医師は特に危険です

1998年、34名歯科医が対象の調査では、不眠症、食欲不振、イライラ、興味減退などの訴えが多くみられた。

1992年、98名の歯科医師に対する調査では、健常者と比較して、運動速度、視覚運動強調、集中力などが損なわれていた。

1982年 歯科医師による水銀吸収により神経生理学的傷害の危険性が示唆された。

体内動態

歯に入った詰め物のうち最大80%が10年以内に腐食し、体内に吸収されます。

口腔内にはガルバニー電流とよばれる電流が流れており、唾液が電解質液として作用する。

また、酸性食品なども影響すると言われています

ガルバニー電流について

カエルの足の筋肉に電気を通じると筋肉が活動することを発見した解剖学者ルイージ・ガルヴァニの名前を取ったのガルバニ電池です。

ガルバニ電池は2種類の金属が電解質溶液の中にあり、電気の流れをつくっています。

同様の事が口内でおきています。

口腔内の金属と唾液が、ガルバニ電池の様な環境を作り出すためです。

これを口内ガルバニ電流と呼びます。

口内で起きる電流は大きなストレス源になりますが、それだけにとどまりません。

ガルバニ電池の電解質液に金属が析出してくるのと同様に、口内のアマルガムからは水銀が析出してくるのです。

有機水銀と無機水銀

無機水銀にメチル基がついたものをメチル水銀といいます。
水俣病で有名なメチル水銀は無機水銀の100倍の毒性があります。

有毒なのはメチル水銀をはじめとして有機水銀です。なぜなら、メチル水銀は、脂溶性であり、細胞膜を通過し、細胞内に蓄積しやすい。

しかし、アマルガムが無機から有機に変わる可能性についてはあまり触れられていません。

歯科のアマルガムに使用されているのは無機水銀だから安全だという主張がありますが、本当にそうでしょうか。

スウェーデン、ルンド大学のハインツ博士によると、

「多くの人の口腔内に存在するストレプトコッカス・ミュータンス菌が水銀をメチル化する」

と報告しています。

また、口腔内電流が多いほど、メチル化は加速するという報告もあります。

高銅型アマルガム

高銅型アマルガムは安定しているといわれます。
しかし、銅が多いということは電流を良く通すということでもあります

ハル・ハギンス博士は、水銀の放電量は混合される金属の割合によって影響を受けるといっています。

また、ある研究によると、銅が多いアマルガムは旧来の(3~6%)アマルガムに比べて水銀を50倍早く放出するそうです。

中毒の治療

アマルガムを除去し、場合によってはキレーション(解毒治療)を行います。
ただし、アマルガム除去にはかなり危険が伴う事があります。

除去時にアマルガムが流出し、体内に大量に入る可能性があるからです。

免疫にも影響する

ハルハギンス博士によると、3500人以上に対して二重盲検試験を行った結果、多くの歯科材料に対して免疫反応が見られたとのこと。

しかもその確率は極めて高いものです。

銅 95.29% 亜鉛94.04% 水銀90.02% 銀66.86% すず 62.51%

歯科材料は人間の免疫にかなり影響していると考えなくてはなりません。

毛髪から水銀が出ました!私は水銀中毒ですか?

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: woman-with-flying-hair-PZBX9RP.jpg

こんな質問を頂きましたので、今回は毛髪からの排泄量と水銀中毒の関係について考えてみます。

国立水俣病総合研究センターでは、このような資料を出して、多くの人に毛髪検査を呼びかけています。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 国立水俣病総合研究センター-1.jpg

この図では、日本人男性の平均値が2.5ppm、女性が1.6ppm、胎児影響が疑われる母親の最小値が11ppm、成人で神経症状が疑われる最小値が50ppmになっています。

これで見ると、毛髪中の水銀量が高いほど重症という印象を受けますね。

「毛髪中の水銀量が高いほど、水銀中毒も重症である」

一元的にこのように考えてよいのでしょうか?

毛髪から水銀を排泄できない子供こそ重症

自閉症と毛髪中の水銀蓄積量の関係を調べた論文があります。自閉症とそうでない子供の毛髪中の水銀レベルを見たものです。

それによると、結果はなんと、自閉症の子供の毛髪からの排泄はそうでない子供に比べて明らかに少なかったのです。

しかも、毛髪の水銀レベルが低いほど、自閉症が重症だとわかりました。

これからわかることは、毛髪は水銀の排泄器官だということです。排泄が出来ない子供ほど、水銀がたまって症状が出ているわけです。

ですから、毛髪検査では、2つの事を読み取らなければなりません。

1 水銀の排泄能力
2 水銀の蓄積量

1が正常でも大量の水銀が体内に入ってきている場合は2が増えて水銀中毒になります。(水俣病パターン)

1に異常があれば、、水銀の暴露が決して多くなくとも2が多くなり、水銀中毒になります。(発達障害に多く見られるパターン)

水銀関係の事故が起きない限り、圧倒的に多いのは後者のパターンです。
水銀の排泄能力がない人が水銀中毒に苦しんでいるのです。

〈毛髪から水銀がたくさん出ている人〉
毛髪から水銀がたくさん出ている人は、排泄量が多いほど暴露量も多いということです。
暴露源をみつけて、侵入経路をシャットアウトしてください。
症状により、デトックス治療を検討してください。

〈毛髪から水銀が出ていない人〉
毛髪から水銀が出ていない人は、水銀排泄障害の可能性があります。
症状とあわせて考え、デトックス治療を検討してください。
一般的に治療も長期間かかることが予想されます。

毛髪検査の結果だけで全てを決めることはできません。

  • どのくらいの排泄量だったら、どうするのか。
  • 今あるどの症状が重金属と関連しているのか。
  • 他にどのような検査をするのか。

この答えは、この場ではかけません。

なぜなら、一人ひとり対応はまったく異なるからです。

お勧め書籍の紹介です。
★の数はおすすめ度です。

★★★本当に怖い歯の詰め物―誰も知らなかった病気の原因

アマルガムの危険性について世界で初めて言及し、様々な研究、診療、講演活動を行ったハル・ハギンス氏の著書。

アマルガムが体内にどのように害を及ぼすか、理論的な説明に加えて、独自のエビデンスも豊富。

また、アマルガムの危険性を世に知られては困るアメリカ歯科医師学会との確執に関してもつづられています。

必須本。翻訳もよいです。
https://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?ref=qf_sp_asin_til&t=doctorproduce-22&m=amazon&o=9&p=8&l=as1&IS1=1&detail=1&asins=4884933419&linkId=8d446ecfcca2bfb35fd057f710fda049&bc1=ffffff&lt1=_top&fc1=333333&lc1=0066c0&bg1=ffffff&f=ifr

[sen]

★★その銀歯がメタボと心臓病の原因だった―口の中に水銀があった!!

アマルガムが心機能障害、メタボリックシンドロームなどを引き起こすことがよくわかります。
https://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?ref=qf_sp_asin_til&t=doctorproduce-22&m=amazon&o=9&p=8&l=as1&IS1=1&detail=1&asins=4884933435&linkId=5b7b595373905b3748815edd25d43566&bc1=ffffff&lt1=_top&fc1=333333&lc1=0066c0&bg1=ffffff&f=ifr

[sen]

★★口の中に潜む恐怖―アマルガム水銀中毒からの生還

誤ったアマルガム除去を行うと、どのように具合が悪くなるかがわかる。
著者の体験をつづった本。
安全なアマルガム除去法についても記述あり。

https://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?ref=qf_sp_asin_til&t=doctorproduce-22&m=amazon&o=9&p=8&l=as1&IS1=1&detail=1&asins=4837670067&linkId=d0d5609885f80f9f9428c43dc5592466&bc1=ffffff&lt1=_top&fc1=333333&lc1=0066c0&bg1=ffffff&f=ifr

[sen]

★★ハーブでガンの完全治癒

がん対策の本ですが、歯科的な毒を取り去ることについて非常に細かく書かれた本です。
https://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?ref=qf_sp_asin_til&t=doctorproduce-22&m=amazon&o=9&p=8&l=as1&IS1=1&detail=1&asins=4894510073&linkId=185fe1c8e50cdeaf135be0348686906f&bc1=ffffff&lt1=_top&fc1=333333&lc1=0066c0&bg1=ffffff&f=ifr

[sen]

★歯科治療に潜む致命的な危険性
ハルA.ハギンズ , トーマスE.レビー

アマゾンのレビューにもあるが、翻訳が最低レベル。
しかし、それを補っても余りある非常に濃い内容です。いっそのこと英語版を買うのもあり。

https://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?ref=qf_sp_asin_til&t=doctorproduce-22&m=amazon&o=9&p=8&l=as1&IS1=1&detail=1&asins=486347072X&linkId=666d2bfa31777205c4fa1efe7525f55d&bc1=ffffff&lt1=_top&fc1=333333&lc1=0066c0&bg1=ffffff&f=ifr
  • « Go to Previous Page
  • ページ 1
  • Interim pages omitted …
  • ページ 12
  • ページ 13
  • ページ 14
  • ページ 15
  • ページ 16
  • Interim pages omitted …
  • ページ 19
  • Go to Next Page »

臨床分子栄養医学研究会

Copyright © 2026 臨床分子栄養医学研究会

  • プライバシーポリシー
  • 会員規約および会員規定
  • 利用規約
  • 特定商取引法に基づく表記